『猫物語(白)』と『恋物語』が好き。言葉遊びの可能性は無限大。
原作の第4巻までが1つの区切りであるため、本作の構成も上手くまとまっているが、それでも第4巻の終盤は長い気がする。原作のストックはまだまだあるので、毎年放送を続けてほしい。
ゆっくりとした時間が流れる作品が好きだな。「食文化研究部」のあってないような活動内容が良かった。
途中から写真の話は?となることはあったが、人生で色々なものに出会えるような日々を過ごすことの大切さに気づかされた。
旅の目的が自己に向いているか、他者に向いているかで本作に対する評価がはっきりと分かれそう。個人的には、旅の経験が自己に向きがちなので、テーマ性ではあまり合わなかった。とはいえ、旅そのものの醍醐味は見て>>続きを読む
原作がシリーズが進むごとに面白さが増していく作品なので、第2期も尻上がりに面白くなっていった。小佐内ゆきの静かな暴力性が声だけで伝わってくる凄まじさ。
原点回帰のような印象を受けた。メンバーが5人であり、それぞれを掘り下げる尺が十分に確保されている点が良かった。
多様性という言葉で括ると乱暴ではあるが、ソロで活動する虹ヶ咲のスクールアイドルの姿は現代の多様性を反映したものに見えた。最終話で提示されたスクールアイドルの姿が好きだな。
満足度が高すぎる。色々と裏設定が明かされているのも良かった。
1話から9話でそれぞれのスクールアイドルにフォーカスしており、ソロで活動する本作の特徴がよく現れている。話の全体的なまとまりを考えると、11話が若干浮くような気もするが、スクールアイドルを傍で支える高>>続きを読む
ギャグとシリアスの振れ幅が大きく、最初から最後までずっと楽しめた作品。もう少し話数があっても良かったが、終盤で一気に畳み掛ける展開も嫌いじゃない。最終話の無駄のなさよ。
軍記物語の『平家物語』は壮大な物語で、それを全11話にまとめることがそもそも難しい。また、ある程度平家の歴史を知っていないと視聴が難しいような気はする。ただ、その中でも語りやアニメの動きによる演出で、>>続きを読む
第二期は原作自体も密度が濃いと思わなかったので、ペースが早くなるとは思っていたが、展開として早すぎるのも考えもので、ただただ展開をなぞっているだけという印象を受けた。仕方ない感はあるが…。
スポ根的なアニメは、「勝利」だけではなく、そこに至るまでに何を見出すかという点も重要に思う。本作は、ラブライブ優勝という「勝利」までの道筋を描きながらも、勝利以外の側面に大きなフォーカスが当てられてい>>続きを読む
いのりちゃんや司先生は、「人よりスタートが遅れていた」という事情もあり、先を行く人たちに対するコンプレックスを抱えている。また、本作には「勝利」に執念を燃やしている登場人物が多い。そうした登場人物の描>>続きを読む
ベタベタな少女漫画。時々、異質な演出の回がある。OPとEDが良かった。
朗読がテーマの作品なので、アニメーションではなく、声による演出が求められる場面が多かったように思う。また、朗読による差異化も作中で描かれているように難しい概念で、その点でアニメーションに頼っている側面>>続きを読む
原作に忠実なアニメ化。千夏先輩はもう少し明るい声のイメージであったが、落ち着きのある上田麗奈の声もしっくりくる。
総合的に見ると面白いが、中盤の停滞感、マンネリ感も気になってしまう作品。テーマは良いだけにもったいない。
原作の言葉の魅力を損なうことなく、アニメとして再構成することに成功していた。少し立ち止まりたい時に振り返りたい作品。
本作をアニメ化した最大の意義は演奏にあるといっても過言ではない。音の良さはもちろん、音に重ね合わせるモノローグや演出も1つ1つが作品の重要なパーツを占めている。
終盤の展開は原作より動きがあって好き。幾田りらの声があまりに門出と馴染んでいる。
原作9巻分を全12話に再構成しているので、大幅なカットや作品全体の印象が大きく変わる改変が行われている。特に、最終話前後が水口亜季と泉志帆の物語になっていたため、作品の主題がガールズバンドのように見え>>続きを読む
「『最強の世界』はこれだ!」と宣言するような圧倒的な映像の数々。彼女たちの作る映像は、おそらく私の好みと合うものではないが、それでもきっと見てしまうような引力を持っている。
丁寧な作りではあるが、物語としての強さが物足りないという印象。OPやコメディの演出が良かった。
シリーズ構成がよく練られており、見返す度に新たな気づきが得られる作品。厨二病の設定はなかなかキツいものがあるが、時代を反映している要素でもあるので、好き嫌いの問題かな。
「2.5次元舞台編」が漫画からアニメになることで、最大限の演出効果が発揮されていたように思う。視聴者をも舞台の中に引き込む演出から、登場人物の内面の深掘りまで、アニメならではの構成が印象的。「プライベ>>続きを読む
シナリオの統一感がない。特に、前半は1話1話が独立しているようで、オムニバスを見ている気分になった。色彩の表現は面白いと思ったので、とにかくシナリオを頑張ってくださいとしか…。
どこの要素を取っても面白く、アニメとしての完成度が高い。個人的には、OPとEDの選曲がかなり好き。
ラノベでは会話が主体となることが多く、そこで生まれる面白さによって作品の出来が左右されると思っている>>続きを読む
鎌倉から室町に至る激動の歴史の中で、逃げを武器として生き抜く北条時行を軽すぎず重すぎずのトーンで描いている。やや残酷な描写もあるが、作品全体の独特な色彩も相まって、鎌倉時代の雰囲気や武士による時代が強>>続きを読む
OPのインパクトはあったが、本編がそれを超えなかったという印象。ギャグアニメはどうしてもそういう側面があるので、仕方ないのかもしれない。
ロシア語という飛び道具はあるが、設定などは王道のラブコメに近いので、単純にエンタメとして面白い。作画もずっと綺麗。
アニメになることで、有希の魅力が数倍増しになっていて良かった。
原作に忠実なアニメ化ではあるが、そもそも原作の行間を映像というメディアに落とし込むことが難しいように思える。
日常の謎の描写も同様。大きな事件こそ、構図が頻繁に切り替わるので見応えはあるが、頭の中でこ>>続きを読む