あたまいたさんの映画レビュー・感想・評価

あたまいた

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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

おしゃれ系映画かと予想していたが、それどころじゃないぶっ飛び具合に面食らった。

ウィレムデフォーのマッドサイエンティスト役はあまりにも似合いすぎ。

エマストーンは同監督の前作からの振り幅が凄すぎ。
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.5

セクションの冒頭を毎回、引きの映像と荘厳な音楽で始めるのが印象的で、これから続く話の全体像を把握しやすい。

たとえ道徳に反する手を使ってでも、女王の寵愛を独占しようとするだけでなく、陛下であろうと利
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

観る前はめちゃくちゃ舐めてたが、一本まるまる見入ってしまった。昔から知ってる音楽・キャラが次々と登場するから全然飽きないし、マリオカート要素もしっかり押さえてたのがよかった。

ゾンビランド(2009年製作の映画)

2.4

ゾンビ物の話をコメディと掛け算することで、襲撃された時ってほんまこんな風に楽天的な感じなのかもしれんと妙に納得した。
一方で主人公のキャラ設定と言動がいまいち合致してないように思えて最後まで違和感が拭
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閉ざされた森(2003年製作の映画)

3.5

ジャケットの見た目と異なり、レンジャー部隊が密林の中で起こした事件の真相について、証言を基に解いていくストーリーだったことで、意外性があったし、久しぶりのミステリー展開でテンションが上がった。

どん
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.2

OPはデヴィッドフィンチャー感あって、期待できたけど、以降は低空飛行し続けた印象。
単調ではなかったけど、淡々と復讐を遂げる姿を鑑賞した先に得られるものがあんまなかったことが残念。

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.2

信憑性が疑わしい父親の話の裏付けを一つ一つ確認していった最後に何が待っているのか、かなり期待したけども、特に大きい気づきがなく、不完全燃焼な印象。

エドワードパパの回顧録はたしかに魅力的なものばかり
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エスター(2009年製作の映画)

3.4

ネタバレを知ってしまっていたので楽しめるか半信半疑だったものの、純真なはずの女の子が家族を恐怖のどん底に陥れる、その狂気に怯えた。

孤児院にいた時から違和感はあったし、家に迎え入れてからは尚更、不気
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フェアウェル(2019年製作の映画)

3.5

孫娘と祖母の心温まるストーリーで、大きな展開がないところがまた、実話であることがよく分かる。

異国の地で暮らしていても、心の拠り所となるナイナイの生き様・言葉が印象的。

中国における、命の捉え方や
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.8

パクチャヌク史上一番エロいとの下馬評を聞きつけ、ワクワクしながら見始めたが、なるほど、あえて直接的な描写はせず、焦らしてくるあたり、これは大人の官能映画でしたわ 

犯人の美女と警察という何処かで観た
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.5

焦ったいのなんので、待ってられん


にしてもPTA監督は音楽のチョイスが抜群すぎる

脳内ニューヨーク(2008年製作の映画)

2.9

「もう終わりにしよう」のカウフマン監督だったので、嫌な予感はしていたが、案の定、難解すぎて寝落ちしてしまった。
オールナイトでこの作品はなかなか厳しい闘い。

ブギーナイツ(1997年製作の映画)

3.8

デカ◯ンの少年がポルノ映画界で成り上がっていく話。
冒頭の長回しのシーンは、もう最高で、エモーションズの「Best of My Love」はリピート聴き込み案件。
PTA監督作品は初鑑賞で、マグノリア
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サンセット大通り(1950年製作の映画)

4.0

二十年前の栄光を捨てきれない落ち目の女優と、
彼女に仕える不気味な使用人が暮らす邸宅に身を寄せた主人公。
メインの3人の内まともな奴は一人もおらず、共依存の沼にハマってズブズブと沈んでいく悲劇的な内容
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.3

任侠の世界を海外の人が捉えたらこうなるんやという新たな発見。
日本の夜の街の描写がどことなくブレードランナーに通ずるものがあり、リドリースコット感満載だったのと、舞台が歌舞伎町ではなく、なんばだったの
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.7

平凡な日々を過ごす人に寄り添い、家族愛を感じさせながら、SF映画としてのダイナミックな側面もあっていろいろ楽しめた。
移り変わりが激しすぎて、少々置いてきぼりにされた感は否めないけど、メタバースが高速
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RRR(2022年製作の映画)

4.6

ほんま舐めてた。こんなおもろいとは。

結局、こんくらい大味でええんよ。整合性とか現実的かどうかなんて度外視して、好きなもの全部ぶっ込んだハチャメチャな展開が逆にスカッとして気持ちよかった。

バビロン(2021年製作の映画)

3.2

んー、面白くなかったとは言い切れんけど、なんとも中途半端な感じがして、消化不良に終わった感じ。

この映画が伝えたかったメッセージがこれといって伝わってこなかったなぁ。
期待していただけに点数は厳しめ
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青春群像(1953年製作の映画)

3.5

モラルドのポジショニングが、スタンドバイミーの後日小説家ニキ的でめっちゃ好みやったし、最後の彼の行動も良き。

8 1/2(1963年製作の映画)

3.5

名作中の名作が映画館でやると聞き、行かねば!の大急ぎで鑑賞したものの、ちょっと難しすぎやしないか。夢と現実が入り乱れすぎて、振り回されっぱなしの2時間ちょいだった。

なんの予備知識もなしで臨んだけど
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さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

2.9

ボーイミーツガール要素と最後の伏線回収は好きだったけれど、

いくら美人でも父親の愛人いかんやろ
と思ってしまい、話が入ってこんかった。

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

3.5

ゴッドファーザーのマイケルは、別次元のカッコよさで、ルックス・キャラクターともに大好きだった。PartⅠで覚醒後、PartⅡで神格化したマイケルもいよいよPartⅢでは衰退し、ゴッドファーザーとしての>>続きを読む

追跡(1962年製作の映画)

3.7

町山解説きっかけで視聴。

犯人の姿を影で眩ませるのは、今となっては当たり前に思えるけど、この映画がかなりの影響を与えたのだと思うとその功績はすごい。

被害者のケリーを筆頭に、事件に巻き込まれている
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

ストーリー知ってんのに泣けるってほんま何なん

Mr.Children 「GIFT for you」(2022年製作の映画)

4.7

今年デビュー30周年を迎えたミスチル。
その記念ライブはドームとスタジアムの2回行っただけに思い入れがあり、映画を観ていると、その時の感動がよみがえってきたし、
家でみるYouTubeのライブ映像とは
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殺しを呼ぶ卵 最長版(1968年製作の映画)

3.1

ショッキングな映像や不快な音楽の連続によるサスペンスの雰囲気は充分に味わえるが、シーン同士の繋がりが断片的で、製作側の意図の理解が追いつかず、結局こんがらがってしまったというのが正直な感想。
キャスト
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.9

極力、事前に情報を入れないようにしていたので、かなり重たいテーマを扱っていることにびっくり。新海映画は、これまでも自然の猛威を一つの題材にしてきたけれど、今回は実際にあった災害をテーマとしていて、思い>>続きを読む

ソウル・キッチン(2009年製作の映画)

3.5

ごりごりのコメディにしては、飯の描写が良すぎて、垂涎連発。料理へのこだわりが伝わってくる作品だった。
あと、BGMがださカッコいいのも乙。

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.3

1週間がループする異常事態とそれを解除するために上申制度を使う業務的な進め方が、妙にマッチしてて、おもろい。

上司にループの事実を理解させるためにわざわざプレゼンまで用意して、周りを巻き込んでいくの
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.4

過去に出演キャストだけを見て選んだ映画がイマイチだったことがあり、反省したはずだったのに、二の舞になってしまった感が否めない。

史実をもとに、小気味良く笑いも交えた展開は好きだった。

ただ、ある陰
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

2.8

初老のおっちゃんが美少年を執拗に追いかけ回す姿に狂気を感じざるを得なくて、どうにもこうにも受け入れがたかった。

音楽(2019年製作の映画)

3.0

最後あさくらシンバル使えてるのなんかおもろかった

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

2.9

あんま期待してなかった
でもちょっと期待してた
やっぱそうでもなかった

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