zzzzzmさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.5

なんでリメイクしたのかいまいち謎な米国版。赤ん坊の容体やラストの描き方(これはBLM?)などが微妙にオリジナルと異なり、親切設計と言えばそうだがどうにも説明過多な印象。主人公もジレンホールが感情的に演>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.0

絵面はシガーロスの『残響』だけども、なぜか聴こえてくるのはReign in bloodなのである。全編物理的に明るいのでゴア描写もくっきり。勘弁してほしい。

スーパーサイズ・ミー: ホーリーチキン !(2017年製作の映画)

3.5

FFを立ち上げるのになぜ業界の裏側をここまで明け透けに?と思っていたけど、いざ開店してからそう言うことか〜と納得。この人らしい皮肉が効いた啓蒙活動である。
何でもないことを健康的に思わせる、というマー
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消されたヘッドライン(2009年製作の映画)

3.5

ハズレのない役者陣によるジャーナリズム系ミステリ。レイチェル・マクアダムスって見た覚えあるなと思ったら『モーニング・グローリー』の人か。

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

3.8

もはやファンタジーってくらい現実離れした設定ながら、なかなかよいラブコメ。セス・ローゲンのラブコメって珍しい気がするが、どこかこそばゆいのは彼が普段出てる作品とのギャップのせい?

ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト(2020年製作の映画)

4.0

良作。最後無理やり良い方向に持ってきすぎじゃない?と思いつつも、それまでのギスギスした空気が辛すぎるのでこれ位でいいバランスなのかな?
『コミュニティ』でもお馴染みのアリソン・ブリーがきつい性格の姉役
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素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

3.5

素晴らしき哉、人生!とは何の関係もないガッカリ邦題。コラテラル・ビューティでいいのに。
『プラダ』の監督で舞台はマンハッタン、ウィルスミスにキーラナイトレイ・・と言う布陣のあたり、豪華キャストによる無
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.6

完全な室内劇で、通報者とオペレーターの電話だけで状況が進行していくサスペンス。オチは何となく予想できたものの、会話だけでここまでハラハラさせるのは大したものである。トム・ハーディのLockeを思い出し>>続きを読む

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

2.0

意味不明でやたらグロテスク、その割に退屈な最悪の作品。純粋に吐き気がします。おすすめです。

イリュージョニスト(2010年製作の映画)

3.7

ほとんど無声映画ってくらい台詞がなく、ビターなお話ながら柔らかい質感がとても印象的なアニメーション。ヨーロッパの街並みが美しい。

キル・ユア・ダーリン(2013年製作の映画)

3.6

なかなか良かった。Dラドクリフの体当たりな演技が見どころ。ビートニクって文化に触れる機会がなくて、バロウズもケルアックも未読なんだよなあ。

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.6

初視聴(恥)。こういう作品が沢山ある。
どうでもいいんですがロブ・ライナー監督ってウルフオブウォールストリートでマッドマックス言われてた父ちゃん役の人か…。

アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.0

「アクション超大作」なんて銘打つと誤解が生じるだろうな。そういう要素も少しはあるけどSF的なディティールで装飾したヒューマンドラマとして観た方がよいかと。スペース版『闇の奧』みたいな。

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

2.5

なぶり殺しって感じで実に胸糞悪い。こんなのイスラム教へのヘイトが溜まるだけだと思うんだけど。「祈るな、全ての元凶だ」て、ほんとにその通り。

ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

2.0

分かってる感を出したい人がツウぶれる作品ですかね。難解というのでもなく単に何も語っておらず、ぼやけた輪郭と必要最小限にもなっていない無味乾燥かつ曖昧なセリフでお話を読み取るのはほぼ不可能、キャストが豪>>続きを読む

恐怖のセンセイ(2019年製作の映画)

4.0

倫理性は遥か後方に置き去りにしたまま予想外の方向に二転三転してめちゃくちゃなんだけど謎の爽快感。きわめてオフビートな(いちおう)コメディであり、ファイトクラブには及ばずとも刹那的な暴力と人間のタガが外>>続きを読む

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

3.5

どうでもいいんだけどキャリーマリガンとオスカーアイザックてドライブの夫婦と同じなんですね

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.0

案の定初見では理解が及ばず、しかし繰り返して観る元気もない。

パニック・ルーム(2002年製作の映画)

3.3

フィンチャーで唯一見逃してた作品。他の名作群に比べると普通だったな・・

希望の灯り(2018年製作の映画)

4.0

何気なく観始めたらとてつもなく良かったドイツ映画。主人公が無口でモノローグも必要最小限、固定とゆったりしたパンによる落ち着いたカメラワーク、それらが作品に独特の静けさを与えている。鮮魚の水槽、終盤で現>>続きを読む