真田ピロシキ

中間管理録トネガワの真田ピロシキのレビュー・感想・評価

中間管理録トネガワ(2018年製作のアニメ)
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このアニメを見るような人はカイジ読んだことあるよね?じゃあ利根川が作中で悪党として描かれてたのも知ってるよね?なんか色々言ってたがあんなの詭弁として否定されてたぞ。もっともオタクをはじめとして日本人様には利根川が言うことが正論と思ってらっしゃる方が少なくないようだ。その中には利根川に「救いようのないカス」と断罪されそうな方も多そうなのにウケるー自己責任と他責が大好きで弱者への共感力が異常に低い日本人様のために描かれた物語。

川平慈英が変なノリのナレーションで陽気に語っているが、クソカス利根川がやってることは娯楽のための人殺し計画立案だって分かってる?そんなクズ親父を中間管理職の悲哀として描ける感覚。終わってんな。きっと官房長官時代から人を舐め腐った強権的態度を取っていた菅義偉をパンケーキとか令和おじさんとか言って持て囃してたんだろ?抑圧的な権力者が大大大大だーーーい好き!挙げ句の果てにはカスの元締め兵頭ジジイですら可愛いおじいちゃんとして描ける実にジャパニーズ的な感覚。お前らならヒトラーだってちょび髭の優しいおじさんとして描けるだろうよ。くたばれ!こんな生ゴミよりはまだなろう異世界美少女アニメの方がマシ。

所詮カイジなんて日本人を最低限まで低脳化させた知性と品性の肥溜め2chで大人気だったマンガ。低俗な連中にウケるには相応しいクオリティ。日本人は正義が大っ嫌い。悪こそ正論と思うバグを抱えてる。自分も好きな悪女キャラがいるがそれらは悪い奴らだと認識した上でその中にある魅力に惹かれてるんだよ。ふざけんな。利根川、範馬勇次郎、ギレン・ザビ、ジョーカー。俺が心底大嫌いな4大逆張りキャラです。