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されど罪人は竜と踊る Dances with the Dragonsの作品紹介

されど罪人は竜と踊る Dances with the Dragonsのあらすじ

自然現象・物理法則の再現、物質の生成を超物理的に行うための技術体系〈咒式〉。この咒式によって、人類はかつて〈魔法〉として恐れられた力を自在に操ることに成功した。〈咒式〉は生活のあらゆる分野に恩恵をもたらし、跋扈していた〈竜〉や〈異貌のものども〉すら駆逐する勢いで、急速な発展を遂げていた。咒式を使い、問題解決と賞金稼ぎの生業に明け暮れる、ふたりの攻性咒式士、ガユスとギギナ。混沌とした国境の街、エリダナで咒式士事務所を構える彼らに〈竜〉を狩る仕事が舞い込むのだが、それは絡みあう陰謀と策謀の始まりだった--。

されど罪人は竜と踊る Dances with the Dragonsの原作

されど罪人は竜と踊る Dances with the Dragonsの監督

されど罪人は竜と踊る Dances with the Dragonsのシリーズ構成

されど罪人は竜と踊る Dances with the Dragonsのキャラクターデザイン

されど罪人は竜と踊る Dances with the Dragonsの主題歌/挿入歌

されど罪人は竜と踊る Dances with the Dragonsの出演者

『されど罪人は竜と踊る Dances with the Dragons』のエピソード情報

咒式と剣の禍唄

ふたつの大国の境界に位置し、共同委任統治された街・エリダナには<異貌のものども>や犯罪者を狩る攻性咒式士がいる。そのなかにガユスとギギナもいた。ふたりは緩衝区から現れた<竜>の討伐へ向かう。生き残れば、役所の課長の小言に報奨金の理不尽な値切り、増える借金。不幸が積み重なる生活。それでも街はエリダナ祭を前に浮かれ騒ぐ。祝祭の裏側では、咒式士を狙った連続殺人事件が多発していた――。

枢機卿長の祝祭

ガユスの元に舞いこんだのは、学生時代の悪友・ヘロデルからの仕事の依頼。政府機関で働く彼からもたらされたのは、お忍びでエリダナを訪れた、モルディーン枢機卿長の観光案内と警護という大役だった。国家の重要人物からの依頼に疑問を抱きながらも、ガユスとギギナはモルディーンの『観光旅行』につきあわされる。初日の任務を終えた夜、ふたりはニドヴォルクと名乗る女――咒式士連続殺人犯と出会う。

光の紡ぎ手

魔女ニドヴォルクの、強大な重力咒式の嵐に追い立てられ、ガユスたちは必死の策で逃げだす。狙われる理由もわからぬままに次の朝を迎える。散々な目にあっても、遂行中の任務は待ってくれない。モルディーンの観光旅行は表向きで、七都市側のある重要人物との秘密会談に随行することだと判明。会談場所では暗殺者による襲撃を受ける。必殺の咒式の応酬の末に、ガユスは瀕死の重傷を負ってしまう。

翼持つものたちの群舞

奇跡的に回復したガユスを待っていたのは、かねての約束通りに語られた、モルディーンによるエリダナ訪問の真実。予測と、予測の先。無関係に見えてつながっていた事件の真相に、ガユスは戦慄する。そしてさらなる惨劇と死に打ちのめされながらも、ガユスはギギナと共に陰謀と戦う覚悟を奮い起こしていく。一方その頃、ふたりの咒式士がエリダナに到着していた――。

復讐の女神

ガユスとギギナは、モルディーン十二翼将の三人と激闘を繰り広げる。敗戦寸前で、突如として第三者が襲来してくる。翼将と対決するのは、ニドヴォルク――ガユスとギギナを仇と付け狙う謎の女だった。正体を看破していたガユスに、ニドヴォルクは自らの目的を語る。魔女の執念と咒式の嵐が、すべてを破砕していく。終わらない苦痛の中、ガユスの口がつむぎだしたのは、学生時代、ヘロデルと共に構築した咒式だった――。

凶兆

魔女と翼将との結末から日常が戻っていた。ガユスと恋人のジヴーニャとの甘い時間を、無粋な呼び出しが遮る。ガユスとギギナが向かった先は、〈異貌のものども〉が出現した消防署。エリダナでは最近、異界の住人たる〈禍つ式〉による事件が多発していた。〈禍つ式〉を倒し事件を解決した後に、皇国有数の巨大企業・ラズエル社からの依頼が来る。内容は反政府組織〈曙光の鉄槌〉に誘拐された御曹司レメディウスと身代金交換の場での護衛という物騒な案件だった――。

夜会への誘い

人質交換の場に現れたのは、異様なまでの威圧感を放つ〈曙光の鉄槌〉の新たな党首、ズオ・ルーと名乗る男だった。不穏な空気の中、まさに人質交換が行われようとしたそのとき、レメディウスは倒れ、謎の集団が乱入してくる。結果的に人質交換は失敗に終わり、ガユスたちは新たに〈曙光の鉄槌〉の追跡を依頼される。一方で、悪化していく〈禍つ式〉事件に、ガユスたちはラルゴンキン咒式士事務所と共同で対処することになる――。

おだやかな昼と寂しい夜

襲撃を受けたラルゴンキン咒式士事務所の面々は、犠牲となった咒式士たちを弔い、〈大禍つ式〉アムプーラとヤナン・ガランへの復讐を誓う。一方、レメディウス誘拐事件をめぐって、不穏な動きが続く。〈曙光の鉄槌〉はエリダナで大規模な武器調達を画策。人質事件へ乱入した勢力からの招待。知らされた真相は複雑な国家間の陰謀と貴公子の悲劇。混迷にあえぐなか、ガユスとギギナは失った過去へと思いを馳せる――。

悪意の啓示

隠れ家に残された手がかりから、〈曙光の鉄槌〉は封印された咒式兵器の使用を目論んでいることが判明する。彼らの標的は――孤島にあるラズエル社。大量殺りく兵器が発動すれば、ラズエル社の千人を越える関係者と、仕事で訪れているジヴーニャの命が失われる。そして〈大禍つ式〉の予告した『夜会』の幕切れが迫る。ラルゴンキンとの会合の場に現れた大禍つ式の残した言葉をもとに、ガユスは『夜会』の正体に辿り着く――!

蜘蛛の断頭台・蛇の刻限

『夜会』の法則を読み解いたガユスたちは、〈禍つ式〉の最後の一手――時計塔へと向かう。無数の禍つ式を退け、登った先に待ち受けていたのは、ヤナン・ガラン。禍つ式を束ねる<大禍つ式>は、ガユスとギギナ、ラルゴンキンという攻性咒式士たちの連携や波状攻撃をも寄せつけない。さらには謎の咒式を使うアムプーラとの対決。限界を超えた死闘の先には、夜会の盤面を描いた天才によって、さらなる奥の手が隠されていた――。

砂礫の終局図

レメディウス誘拐に始まり、エリダナを揺るがした大事件は解決となった。日常に戻ったガユスとギギナは、ジヴーニャの計らいで銀鱗亭での『びっくり親睦会』にしぶしぶ参加する。親睦会に現れたのは、ラルゴンキン事務所のイーギーとジャベイラ、闇医者のツザン。楽しいはずの親睦会は、狂気の宴へと変貌する。幕間劇が終わるころ、ガユスとギギナは招きを受け、暗躍していた大物との会見に臨む。終幕の先、終局図がついに表れる――。

されど我らは

過去のエリダナで、ある咒式士事務所に拾われた、まだ若く、未熟な咒式士。彼は人を信じることを知らず、共に戦う術も知らなかった。だが、空が高く見えたあのころ、師と仲間とともに日々を乗り越え、彼は自分の居場所を見出していく。彼、ガユスと、そしてギギナとかつてあった黄金時代。愛すべきものと憎むしかなくなったもの。歩みでは追いつけず、ガユスは今を走る――。

『されど罪人は竜と踊る Dances with the Dragons』に投稿された感想・評価

haya

hayaの感想・評価

3.7
記録

かなり残念な出来と言いたいところだけど、
原作愛読者としては、動いてるギギナとガユスが見れて超が付くほど嬉しい。
それと地上波流せるくらいの人気があることに感動。

ドラマCDの時の声優は、
ガユス(谷山紀章)
ギギナ(松風雅也)

ギギナがCV:細谷佳正だったおかげでアニメ見れたので、変更も悪いばっかりじゃないなぁなんて自分本位。笑

細谷佳正ボイスで気合入ってるキャラは初見だったけど、鳥肌立ったわ。
単純に声が好きだったけど、演技が乗っかってもう泥沼。抜け出せないっすね。