怪我で走るのをやめてしまった女子高生あきらと、バイト先のファミレス店長のお話。
子持ち中年店長の冴えない感じ、でもホイホイ手を出しちゃうこともなくどこまでも誠実で、諦めきれない夢も持っていて…と少しずつ描かれていくごとに好ましく思えてくる。
あきらの恋も、最初はどっぷり過ぎてちょっと怖かったけど、好きな人を一生懸命大切にする純粋さに心奪われる。
クールな子なのに、学校で陰口言われたりとかネガティブな描かれ方もしてなくて、バイト仲間も友達も家族もみんないい人で、何となく観始めたアニメだったけど最後まで気持ち良く楽しめた。
「ツバメは知っている。雨の当たらぬ場所は、日も当たらぬ場所だと」
この年齢差じゃ、くっついてもどうよ？となるところ、とても前向きで爽やかな雨上がりのエンディングにちょっとホロリ。
