甲子園の魔王

ラブライブ!サンシャイン!!の甲子園の魔王のネタバレレビュー・内容・結末

ラブライブ!サンシャイン!!(2016年製作のアニメ)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

絶望的に間に合わなかった異次元フェスに向けてのラブライブシリーズ予習…の続き。やり遂げるよ、俺は。
完全初見だけどOPなんか聴いたことあんなコレ!ラブライブの曲なのか!

海に面した田舎町。制服に素足で海に浸かり、手を繋ぎながら一列になって夕陽を眺める少女たちの背中。青春しかない。
沼津・内浦プッシュが若干くどいが、雰囲気は抜群。

ルビィちゃんの声めっちゃクセになりそうだなあ〜と思ったら、この子『コットンキャンディえいえいおー!』の子やん!あのMVめっちゃすき。
花丸ちゃんとの関係性も良い。
特に4話は凄く良かった。「できるかどうかじゃない。やりたいかどうかだよ!」って台詞にスクールアイドルの本質がある。しかもこれ無印4話の花陽ちゃん回のテーマとも重なってるんですよね。

『ラブライブ!サンシャイン!!』自体かなり無印とμ'sを意識していて対比となるようなエピソードをぶつけてくる傾向にある。
しかしμ'sを引っ張っていたのは高坂穂乃果という稀代のやべえヤツで、高海千歌は自覚している通り良くも悪くも”普通”レベルの明るさにとどまっている。そのため精神的支柱としての面で高坂穂乃果に及ばない自分に苦しむ場面もあったが、最終的にμ'sを目指さない事を決意できたのは良かった。WBC決勝でアメリカとやる前に大谷が「憧れるのやめましょう」ってメンバーを激励したシーン思い出したわ。世界のチカ・タカミ。
しかもあの海ってμ'sが解散を決めた場所だよね。同じ海でAqoursを始める決意するって、熱過ぎない?

最終話は、幻覚でも見たことにしよう。
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