せせり

十二大戦のせせりのネタバレレビュー・内容・結末

十二大戦(2017年製作のアニメ)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

十二大戦。それは干支の名を冠した十二の戦士によるバトルロイヤル。
12話の短い話の間で淡々と戦いが進みキャラに感情移入する暇もなく退場していくからどうしても推しも作れない。1話目に主人公味が強い登場の異能肉が最後あっけなく憂城に刺されるという展開の早さで引き付けられたが、途中から蛇足感というか何処となく失速気味でつまらなかった。

youtubeで公式が一挙配信してなかったら途中で観るの辞めてると思う。一挙配信だからこそ、コメント欄のネタバレを流し見しつつとりあえず最終回まで見切ってみるかと半分義務感で見てしまった。辰巳兄弟のエピソードから妬良と失井の関係性が描かれたエピソードは胸熱。しかし憂城の異常性や何故戦士になったのかのエピソードがカットされててやっぱり??って部分もある。
西尾維新作品だと知り、原作小説も読めば少しは面白さが更にわかるかなと思った。
声優陣は、豪華で好きな声優もいた。しかし辰巳兄はどう聴いても某ヤンキーアニメのツートンヘアー君の演技と変わらない気がして少し残念。

戦闘シーンが容赦なく切り刻んだりしてグロいシーンあるのと最後ハッピーエンドではなくて虚無と切なさが入り混じった感情になるから見る人を選ぶ作品。推し俳優が舞台版に出てるから舞台も見るけど舞台の方がより駆け足で作られてそうだ。
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