これ少女漫画がすぎてどうも照れ臭いな笑
しかし原作があってテーマがバンドで、、となるとホント難しい。
類稀な声の持ち主という設定。
これ楽曲とボーカルの声に説得力を持たせるのは至難の業だと思う。
好みはあると思うが、本作の楽曲は良くも悪くも「少女漫画の中の歌」。
例えばゾンサガ並のクオリティを求めてしまうと肩透かし。
ニノの声質にあの歌い方は合わない気もする。
これはcvのせいというより、ディレクション。この制作サイドの感覚が自分とは合わないんだろう。
離れ離れになった幼なじみ、歌大好き少女ニノ、曲作りが得意なユズ、ニノの初恋相手モモの3人が高校で再会する。
ヒロインであるニノがなかなかエキセントリックなキャラ。
この3人の三角関係を軸に、惚れたはれたでバンドやるとか辞めるとか、オーディション出る出ないとか、さよならだとか行かないでとか、、、すったもんだする物語。
トキメキを求めるあまりに、シチュエーションありきで展開させていく流れは、少女漫画と自分の相容れない部分。
今作は割とそれが強いのが難点。
話はそれるが、男子2人の名前がユズとモモってのがまたね。。この作品のというか、作者の世界観を物語っている。
やっぱり照れ臭い笑
とはいえ作画は逆に少女漫画らしさが良い感じに作用していたし、キャラデザは悪くない。
総じて大人向きではないが、小中学生で少女漫画に触れてる層にはきっと刺さるんだろう。
