世界観の楽しさとキャラクターの面白さを堪能するアニメ。
人に化けたタヌキと天狗が人間社会に紛れて暮らしている世界。京都を舞台にしたタヌキ、天狗、人間の三つどもえドタバタコメディ。
偉大な父を持つタヌキの4兄弟や、偏屈な天狗の先生、謎の美女弁天を軸に、「偽右衛門」選挙や金曜クラブの「タヌキ鍋」をめぐる事件の数々が繰り広げられる。
一風変わった設定とストーリー。
キャラの造形と声優が素晴らしく、作画もいい。opのセンスも好きだ。
印象的なセリフが随所に出てくる。
この原作者が好きなら間違いないし、そうじゃなくとも一見の価値あり。自分は前者なのでとても楽しめた。
こういう作品を観ると、アニメっていいものだなぁと再確認できる。