最高過ぎて軽く死ねます。
女子高生が南極行く話!!
まずキャラがみんな魅力的(主要4人以外も)。女子高生の可愛さと女子高生の残念な感じの両方がしっかり出てて魅力的。
そんでいて1話毎の満足感が凄い。ギャグも面白い。映像も動きも良い。
「24話でやるべきだった」って感想もあるみたいで分からんでもない。直ぐ南極行くし。でも、仮に24話だったら、この満足感は無いんだよな。でも、直ぐ南極行くし…
「泣いた泣いた」って感想あるけど、「そこまでか?」って感じはある、12話は泣いたけど。でも、12話のそのシーンって、変なんだよな。報瀬が「自分がどれだけ母を想っていたか再認識する」のどこに感動の要素があるのか。ダダダーッ!っと流れる数字を見て観客(僕)の感情が揺さぶられたのだろうけど、例えば『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の10話みたいな、「想像して泣いちゃう」みたいな論理的な作りじゃなくて、ただ感情的なだけに思えてしまう。
そして、南極の怖さがあまり分からない。
例えば『アラビアのロレンス』だったら、超綺麗な映像で美しい砂漠を撮ってる。でも、広角レンズで撮ってるにも関わらず、砂漠の奥の奥の人にもピントが合わず、どこまでも平らな地平線しか見えない。「あ、セリフでもあるけど、ここで迷ったらマジで終わりだ」って思わせてくれる。美しいけど、恐ろしい。
そういったスペクタクルで見せる、みたいのはやっぱりアニメでは不可能か。
実は変なところも結構あるけど、それでも面白くて好きな作品。