でぃあぬ

ぼくらののでぃあぬのネタバレレビュー・内容・結末

ぼくらの(2007年製作のアニメ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

誰のために死ぬか?という選択肢しかないの鬼畜で好き。

少年少女たちが苦悩に引き裂かれそうになるそれ自体もいいんだけど、彼らの個人的な愛や葛藤が最高の味付けになってて、全体で見ても瞬間瞬間で見ても面白いのが最高。さらにすごいのは全体を通して抱えている宇宙の問題と、単発で繰り広げられる一人一人の個人的な悩みが並列している違和感が気持ちい、快感。浮気した恋人のために宇宙が1つなくなる戦争を放棄しようとする愚かさ、でもそんな彼らを責められない私たち。

世界とか宇宙とか言っちゃっても全然許されるのがアニメの良さだよね!全力で有効活用してて良い。