あべ

氷菓のあべのネタバレレビュー・内容・結末

氷菓(2012年製作のアニメ)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ミステリ要素に関しては、1話の密室と映画のやつが良かった。
密室は言われなきゃ気づかない程度の謎だけど、逆に目を凝らせば日常にもそういう謎が潜んでるのかなとか思うと面白かった。
映画は、ただ論理立てて真実を導き出すってだけじゃなくて、あくまで創作物の中の謎として、作り手の意図とか謎が面白いかどうかみたいな観点も織り混ざってくるのが新鮮だった。

心理描写でいうと、英語の先生のヘリの話が一番好き。ホータローの動機がいい。
別に誰が気にするわけでもないけど、自分の中の不誠実が許せない時ってあるよね

ただキャラに魅力を感じなかったな、
好きだったのまやかくらいかも。
ホータローはラブコメの主人公って感じだし、千反田さんは「僕が考えたお嬢様」って感じだし、さとしはチョコの回で完全に嫌いになった。

山田尚子さんとか内海さんとか演出しとる。
パースいちいち凝ってたり、カット多かったのが特徴的だったかな。少しシャフトっぽさある。
特に女子勢の芝居に気合い入ってたな。
あべ

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