未来少年コナンの1の情報・感想・評価

1話前半にしてこのセリフの少なさ 攻めてんなぁ おじいとモンスリーの会話から、ただの子供騙しアニメじゃないことがわかる

戦争後、人類がほぼいない。 残され島にコナンとおじいさん。 岸にラナが打ち上げられる。 家に保護する。 飛行艇が来てラナを探してる。 じいが爆弾？を発射させてしまい、ラナみつかる。 飛行機で連れ去られる。 コナンが助けに飛行艇に飛び乗る。 声はのび太？

1978年の連続TVアニメ。NHKのため1話は28分以上ある。全26話。 宮崎駿監督の実質初監督作品。 私は初鑑賞。ストーリーもまったく知らない。 地球で戦争が起き、人類はほぼ壊滅した。 それから20年、のこされ島にはおじいさんとコナン、2人だけが住んでいた。 他に人類が生き残っているかは知らない。 ある日、のこされ島の海岸に女の子（ラナ）が打ち上げられたところから、ストーリーは動きだす。 1話らしく、ストーリー展開も早い。

西暦2008年7月、人類は絶滅の危機に直面していた。核兵器を遥かに超える超磁力兵器が世界の半分を一瞬にして死滅させてしまったのだ。 地球は大地殻変動に襲われ、地軸は捻じ曲がり、五つの大陸は悉く引き裂かれ海に沈んでしまった…。 それから20年、コナンという活発な少年は「のこされ島」と呼ばれる小島に彼が”おじい”と呼ぶ老人と共に暮らしていた。 この地球上で生き残っているのは我々2人だけなのかと思案に耽るおじいをよそに、コナンは今日も元気いっぱいに駆け回る。 そんな折、島にラナという少女が漂流。コナンと運命の出合いを果たす。 そして彼女を探し、インダストリアという地から一機の飛空艇が島に降り立つ。 コナンとラナ、2人の冒険がいま始まる…。 冒頭のナレーションがめっちゃ『北斗の拳』っぽい。『北斗』の方が後の作品なんだから『北斗』が『コナン』っぽいというのが正確なんだけどね。 インダストリアの女兵士、モンスリーが登場。 彼女とおじいのやり取りに、この物語のテーマが詰まっているような気がする。 「ラナは軽いなぁ。鳥みたいだ！」というセリフはとても重要。ここテストに出ます。 宮崎駿が激怒したという大塚康生が描いたブスラナ、確認！この後、ラナの原画は全て宮崎駿が書くようになったのだとか…。 大塚康生(作画監督)、山本二三(美術監督)、斯波重治(録音監督)、近藤喜文(原画)、保田道世(色指定)など、後の宮崎組の片鱗が見える。 近藤喜文と共に原画にクレジットされている川尻善昭は後に『獣兵衛忍風帖』(1993)や『パンバイアハンターD』(2000)を手がけ、国内外で高く評価される演出家となる。

久しぶりに観たくなったので。 幼稚園から小学生くらいの頃に何度も繰り返し観ていたアニメ。 私はコナンと言ったら未来少年コナン。 VHSで録画したやつをデータにして、DVDにダビングしているから、結構画質は荒いけど、相変わらずきれいなアニメーションで、懐かしさと新鮮さを感じる。 まず、久しぶりに観て思ったのは、凄い内容だなぁ…とw 初っ端から、戦争で地球が滅びる映像からスタート。 そして、その約二十年後、小さな離れ小島に住んでいる少年コナンが流されてきた女の子と出会い、始まる物語。 それにしても、コナン、人間じゃないw あの魚をあの小さな身体で背中に抱えられている時点でもうおかしいw ただ、コナンの超人的な強さと、世間を知らずに生きてきたからこその無知で純粋な心が、周りの人を惹きつけ、最後は大きな事を成し遂げることになる…。 あとは、おじいとモンスリーの会話が子供向けとは思えない、戦争のメッセージを抱えていて、この年で久しぶりに観たからこそ理解できたと思う。 「おまえたちはまだこんなことをやっているのか。銃などを振り回しおって。おまえたちはあの大変動に何も学ばなかったのだな。 その考え方が、世界を滅ぼしたんだ！ それがわからんのか！」 「何を言うの！戦争を引き起こしたのはあの時大人だったあんたたちじゃないの！私たちはまだ子供だったわ。 子供が生き残るためにどんな苦しい思いをしたかあんたに分かる！？ 戦争を引き起こして野蛮人に成り下がった無責任な大人のくせにあんたに偉そうなことを言う資格はどこにもないわ！」 どっちも間違っていないということがいちばん苦しくて難しいんです…。 何年経っても、傑作です…。

サメとの戦いを長い時間使って描いてて、コナンの身体能力の凄さがよく分かる。おじい以外の人間を見たことないコナンのあわてっぷりがおもしろい。

コナンのベッドがロマン溢れてる

古臭いけど面白い。戦争についての言い争い深いし両者愚か。コナンの身体能力が面白かった。