OSHO

未来少年コナンのOSHOのレビュー・感想・評価

未来少年コナン(1978年製作のアニメ)
4.7
何で今まで観てこなかったんだろう。
宮崎駿の事実上初監督作品。
26話、(NHKなので)1話約28分のアニメ。

宮崎駿さん関連のTVアニメでは、『アルプスの少女ハイジ』が大好きで、これまで4周はしてきたけど、『未来少年コナン』も観ていれば良かった。

ストーリーをまったく知らない状況で初鑑賞。

その後の宮崎駿アニメの原点であり、すべてであるというような作品。
強いていえば、『天空の城ラピュタ』が一番近い。

コナン、ラナ、ラオ博士、ジムシー、ダイス、モンスリー、レプカと主要キャラ7人がしっかり描かれているから、ストーリーがわかりやすくて良い。

この地球に生き残ったのは、おじいさんとコナンの2人だけと思っていたときに、ラナという少女が現れストーリーが動き出す。
おじいさんは死に、コナン、ラナ、ジムシー、ラオ博士たちが平和な新しい地球を築いていこうとする物語。

中盤、ハイハーバーという島で、村の抗争の話しになってしまったのは、ちょっと残念だったけど、それ以外はストーリーも完璧。
面白かった。

音楽はちょっといまいちだったかな。その後、宮崎駿監督と久石譲さんが出逢って本当に良かった。

主人公のコナンの強さが無双な点、何も考えていないようなのに高度な戦術をとる点、すぐに強力な仲間をつくる点は『ONE PIECE』に真似されているのかな…とも思った。
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