快活な沢城みゆきあざすあざす。
アクションが頑張ってて面白いし、少なくともちゃんとした演出って印象。
今後この監督が作家性を出してくるか、もっとアクションや萌えにこだわっていったら、どうなるのか楽しみ。
今作も最近のアニメと同様、家族の話でもある。「暗い顔して戦わずに、みんなと一緒にご飯食べようよ」って。
でも、最近の作品の家族像は理想でしかなくて、現実とのギャップを感じずにはいられない。
この程度のアニメ（って言ったら悪いけど）は、理想で構わないけど、映画にしろ、擬似家族を擦ってばっかで新しみが無いんだよな。まだ『アダムスファミリー』『悪魔のいけにえ』くらいカオスな家族像の方が良い。
程良く違って程良くマトモ、みたいのが違和感なんだと思う。
