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池袋ウエストゲートパークのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

池袋ウエストゲートパーク(2020年製作のアニメ)
4.3
東京、池袋の西口公園。通称“池袋ウエストゲートパーク"近くにある果物屋の息子・真島誠(マコト)は、ヤクザ絡みの犯罪やギャングの縄張り争いなど、警察では手出しできない難事件を次々に解決する“池袋のトラブルシューター"と呼ばれていた。
有象無象な人間が集まる池袋の中で、組織に属さず、誰にでもフラットに付き合うマコトの元には、常に危険で刺激的な依頼が舞い込む。

「誰にでも優しい街、愛と平和の池袋。…そう、池袋は最高だ」

今日も池袋の秩序を守っていた彼のもとに、街の平和を揺るがす厄介な事件が持ち込まれる――。
石田衣良の同名小説をアニメ化。
時系列では、ドラマの続編というところ。
脱法ドラック、炎上系YOUTUBER、貧困女子、ブラックバイト、ヘイトスピーチなど、警察が太刀打ち出来ない問題にトラブルシューターの真島マコトが立ち向かうという構造はドラマと変わらない。
ただ、原作小説に忠実に描かれているため、長瀬智也に寄せたマコトや窪塚洋介に寄せたタカシじゃないキャラクターがドラマファンからヒステリックに拒否されたのは残念だけど、自警団ヒーロー的なハードボイルドな魅力はよく描かれていたハードボイルドアニメ。
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