このレビューはネタバレを含みます
【懐玉・玉折】
OPなど、シリーズを通して強調されている青色がとても綺麗で好き。五条や夏油の若さ・幼さから来る全能感を体感できるような青色。
五条先生の「若人の青春を邪魔してはいけない」という主張の裏付けともいえるお話がこのシリーズだった。先生の中にはきっとまだ澄んだ青が棲んでいる。
【渋谷事変】
懐玉・玉折とは真反対の、ドスの効いた血の赤で包まれたシリーズ。最高。
原作では語られなかったシーンをアニメオリジナルのカットで補完してくれることが多くて嬉しかった。複雑な状況や術式の理解についても、声優の演技やナレーションがだいぶ手助けしてくれた気がする。
虎杖が宿儺のしでかした事を知ったと同時にOPを流すシーンは榎木くんの演技も含めて格別だった。海外のレビューでは不評が割と多くて驚いたけど。こういう演出って日本特有だったりするのかな?
大満足。