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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。のMondeFilmのレビュー・感想・評価

3.4
1.
 開幕1秒でオタクすぎる主人公。オタクくん。めんま可愛いね...導入が綺麗。Op結構意表を付くリズム。割と童話としてはテンプレートなグロテスクの発展。オタクはリアルを露悪だと思っている節がある。ここまでグロいのが現実とは思えない。私のハビトゥス?ていうかアナルに関して言及あるんだな。映像が綺麗なのでよりグロく感じる。
2.
 バカは救い。犬が幽霊見えてたら嬉しいね。干渉できないパターンの幽霊。当時でさえポケモン金って古い扱いだったのか...部屋デカ!ポケモンはダメだけどですよは使って良いんかい。
3.
 Shuingっていう2chのスレがあった。オタクキモ。ギャルの造形は微妙だがギャルに虐められるシチュエーションが上手い。なんか微妙な人間関係とか。白いワンピース、集合的記憶。
4.
 皮肉屋はIQが低い、みたいなチクチク研究があったが...基本は天真爛漫でいながら気も回せるめんまさん可愛いですね。なんかシュールさが勝ってしまうな...
5.
 奇行に走る気持ちはわからなくはない。あなるもそうだが、どこか変なノリがこの製作陣にある。だから『心が叫びたがっているんだ』とな『空の青さを知る人よ』とか微妙な感じになる。今のところはじんたんの魅力があんまりわからない。現世と常世の会話のズレが白眉。
6.
 共感性羞恥!『あの夏で待ってる』は再生止めることなかったんです...こういうオタクカルチャーと性の関係って10年で変わりましたよね。気軽に近づくことがなくなったような気がする。グロテスクな人間の本性が漂白されている。アニメそのものがそうだろと言われたらまあそうですが...EDの入り唐突。でも女の子3人で佇んでるシーン好きですね。
7.
 素直じゃないコンスタティヴな部分を理解してくれる良い人やねめんまさん。ラーメン食ってる時のめんまさん可愛い。こういう宿海くんを真似て各地にヤバオタクが...ジト目のめんまさん可愛い!願いが叶って欲しいけど叶ったら消えてしまうジレンマ。なんかクラナドみたいな気恥ずかしさがあるな。最初の方は寒気とかそのくらいだったのにいつのまにか蒸しパン作れるようになってる。どういうメカニズム?まあそんなガッツリSF楽しみにしているわけではないが。
8.
 プレステ2のパッケージ懐かしい。安城鳴子さん、ありがとう...基本的に人間ドラマなんてちゃんとコミュニケーションしろ、報連相しろということに尽きるが、そうすると途端につまらない。視聴者側としてはめんまが亡くなった日の詳細を知らない。全て委ねられている。めんまを通じて取り巻く環境が修復されていく。なんかもうホラーじゃないか?視聴者側はいいけど、見えないポッポたちにとってはかなり怖いだろこれ。
9.
 じんたんのこと好きなのも過去に囚われている印象ではある。別に今格好いいわけじゃないしな。2010年代は痛い。安城さんとめんまさんで視聴を続けている。ナイスミドル(オタクくん)。夏の獣ってワードキャッチーやね。ここでじんたんが死んだら歴史に残るアニメなんだが。お前が死ぬんかい!
10.
 イカれてんのか?何このアニメ?言え、言え...性格とかの魅力じゃなくて、単にキャラデザだけでゆきあつやじんたんがめんまに狂っていく理由を説明しているのがすごい。言うて冬なんだしお盆とかでもないんよな。花火したところで。不恰好。そういえばですよ。って無許可で使っていいんだな。もしかして許可取ってる?
11.
 みんなが仲直りしてよかったね、みたいな...あんま知らんけどカゲプロとかこういうノリかもしれない。ウエダハジメ?2010年代の亡霊。タイミングが大事。あの夏で待っとけって。サリンジャーやゲーテみたいに若い時に見るべき作品なのだと思う。この気恥ずかしさ!若者の特権?なんか幻覚チックで怖いんだよな。正直女の子2人はめんまのこと好きになれるか?グロテスクな人間模様との対比においてバランスがあんまり取れてないように思う。声優の泣き演技が上手いから感動してしまう。人が泣いているの見ると泣いちゃうンゴねえ。ガリレオガリレイ流せばいいと思ってないですか?
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