のあくろ

攻殻機動隊 SAC_2045 シーズン2ののあくろのレビュー・感想・評価

攻殻機動隊 SAC_2045 シーズン2(2022年製作のアニメ)
4.0
攻殻機動隊の新作ってだけで嬉しいので評価は甘め。

前作に比べて絵や背景がとても綺麗に感じた。特にライティングが素晴らしいと思う。あとは爆発や煙効果も良かった。

ただ、ストーリーのテンポが不自然。
場面切り替えは変わる時はすぐ変わり、時系列も不自然なほど飛ぶ。一方で何話経っても高速道路の上にいたりクレーン近辺に居たり、というシーンもある。
一気見するにはテンポの悪さは目立つけど小出しで観るなら気にならんかも。

そしてストーリー。かつてない抽象度。
全てはNになって、あんなことやこんなことが現実に起きたのかわからないまま私達自身もダブルシンクをしてるらしい。
・なぜゴースト持ちでは少佐だけ(あとプリンも)がダブルシンクの外側にいるのか。ロマンチストという理由は好きだけど微妙。
・最後あれ「バトーの世界」なのか?
それであるならば(プラグが引き抜かれてないなら)かなりバッドエンドだなと思った。最後もう敗北確定からの視聴者に判断任せるオチだし狙ってる感あるし、皆それぞれの現実を見ればいいじゃんエンドなのだとしたらそれでいいのかってなった。

誰か、教えてほしい…。
のあくろ

のあくろ