引退勧告された、やもめで子持ちのメダリストが再起をはかる物語。時代設定は2002年。ガングロギャルが居たり、ベッカムへアが流行ってたり、主題歌が上海ハニー。
導入部分の雰囲気は「つり球」に似ている。
主要キャラ3人が天然っぽく、謎に忍者が居候している。南米から来たペットの鳥が関西弁で喋り、おばあちゃんがカッコいい。
作画は良くも悪くもない。体操アニメを期待すると肩透かし。
キャラクターは鉄男の頑なさとレオの不思議ちゃんはまぁ良かったのだが、城太郎がどっちつかずで薄味になってしまったのは残念。
この「薄味」が作品全体に波及して離脱しそうになった。
城太郎の復活に鉄男の涙、舞台に立つレオ。最終回はそう悪くはないが、
やっぱり序盤のふわっとしたバカバカしさを後半まで引っ張って欲しかった。
アニオリって難しいやね。
声優はちょい役に至るまで贅沢仕様で豪華。
特に三石琴乃さんと田中敦子さんの2大レジェンドは嬉しかった。
opのふざけ具合が楽しい。
上海ハニーを歌うお三方の声のバランスが良く、今まで聞いた声優さんが歌う主題歌では結構上位。何なら本家より好きだ。
