12話までの感想。
ファンが多く高評価の作品に対するややネガティブなレビューになるので載せるか迷ったが、一つの見方ということで。
この作品は美大を舞台にした恋愛青春群像劇ということで、美大特有の個性豊かなキャラクターが魅力の作品といえる。とはいえ、羽海野チカ先生のキャラデザインが全体的に年齢よりも幼く描かれ、かつヒロインのはぐみがルックス的にも精神的にも幼い。第一話でそれが無理、となってしまったら、たぶんこの作品は無理だと思う。特に男の人の場合は、登場人物に感情移入しようとして観ると、ロリコンっぽく感じてしまう人もいると思う。まだ実写の方が、一応年相応のキャストなので、まだリアリティーがあるんじゃないかと思う。
女性から見たこうであってほしいが強すぎて、総じて男性には共感しにくい作品のように思える。
とはいえ、恋愛以外のエピソード(家族など)は比較的普遍的なところもあり、心の闇とその救済もテーマになっている。羽海野チカ先生後発の『三月のライオン』ではよりそちらにフォーカスされているので、共感しやすい。
完走することができたら再投稿します。