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働きマンのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

働きマン(2006年製作のアニメ)
4.8
仕事が楽しければ、人生は楽園だ!
週刊「JIDAI」の女性編集者、松方弘子28歳元巨乳。寝食も忘れ、凄まじい勢いで仕事に没頭する彼女のニックネームは人呼んで『働きマン』。
仕事人間の松方だけでなく、松方の周りで働く様々なタイプの人達の視線を通して、「働くとは何か」を問う!
安野モヨコの同名漫画のアニメ化。
世界的に売れる雑誌の編集長を目指して日夜仕事に邁進していて、担当したネタに徹底的に食い下がる熱心な粘り強く仕事する姿勢に定評のある松方弘子。
自分の好きな恋愛作家の担当になることを夢見る渚マユ。
張り込み専門の張り込み屋で、自分の仕事に迷うが自分なりに仕事に粘る菅原文哉。
ラーメンや風俗という地味な分野だが、好きな分野においては詳しく情報通な小林明久。
一見女性を売りにしているように見えて、取材相手の情報やコンデションを熟知していてしなやかな仕事ぶりを見せる野村由美。
豪胆社の週刊JIDAIの編集者や松方が常連にしているセラピスト白川。
「やりたい企画と通る企画は違う」「会議で話されていることの大半は意味がない」「ぶつかっちゃダメです。かわすんです」など、利益を重視する営業と皮膚感覚で時流を読む編集の対立ややりたい仕事とやらなければならない仕事の葛藤やどこで自分の折り合いと踏ん切りつけるか満足するか迷い悩みながら仕事に邁進する仕事人を、田中理恵や田中敦子などキャリア女性を演じる実力派声優のアンサンブル、取材をベースにしたリアルな描写で描いていて、社会人が見て楽しめる「働きマン」のためのアニメで、ユニコーンをカバーしたPUFFYの主題歌とチャットモンチーのエンディング曲やサンボマスターの挿入歌も良く社会人向けの傑作アニメ。
「あたしはあー仕事したなぁと思ってから死にたい」
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