PUFFYのOPに、EDのチャットモンチー『シャングリラ』、挿入歌のサンボマスター。最近何かと縁がある。
「働きマン」という名前から既にそうだけれど、男モードといって仕事バリバリ状態に「変身」したり、納豆のイソフラボン(女性ホルモンの働き)から栄養を摂ったり、男との別れ(自立)でエンディングを迎えたりと、ジェンダー的な示唆が根幹にはあるものの、割と普遍的でストレートなお仕事系だった。
編集の同僚や営業部から、恋人、仕事相手のクリエイターや取材先、そして行きつけのマッサージ店のセラピストまで幅広く、主人公周りの「働く人」の働く想いに触れていくといった感じ。特に、いかにベストでなくベターに心を許せるかといった実際的な去取の過酷さが感じられた。
やりがい行方不明でたまの「仕事に救われる朝」に生きてみるのも一つの道になっていく時がくるのだろうか。