tak

図書館戦争のtakのレビュー・感想・評価

図書館戦争(2008年製作のアニメ)
4.0
アニメ版「図書館戦争」全DVD見終わった。有川浩の原作(読破しました)に込められたメッセージは、回を重ねるごとにより強くなる。最終回、郁が強引なテレビ取材に対して言い放つ大演説とそれを支持する人々の声に目頭がアツくなる。

好きなことを好きと言えることの幸福、それを守ること、世間に無関心でなく、物事に疑問をもつ心。それって今の世の中まさに必要なことかも。実写版にも受け継がれた真摯なメッセージたち。レイ・ブラッドベリの「華氏451」を"予言書"と呼ぶ回もグッときた。

青春ドラマとミリタリーの幸福なコラボレーションは、Production I.G.らしいグッジョブ!。高橋瞳が歌う主題歌「あたしの街、明日の街」が好きだった。この曲、卒業式で流したら泣けると思うんだけどな。

劇場版「革命のつばさ」も観ますっ!
tak

tak