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彼氏彼女の事情のno6clubのレビュー・感想・評価

彼氏彼女の事情(1998年製作のアニメ)
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ヤバい作品だな。面白すぎて全話一気見した。しっかりラブコメっちゃラブコメなんだけど、通常盛り上がる展開のところで有馬のメンブレがやってくるから深い深い…となる。精神的なテーマで言ったら20年前とは思えないな。どの世代が見ても面白いと思う。
庵野秀明すごいよ~大好きだ…。旧劇エヴァとテレビアニメ版最終話の「僕が伝えたかったメッセージ性(ラストの意味)というのは、君らが"見たいもの"じゃなくて、君らに"必要なの"はこれなんだよ!ということなんです」を引きずってるからなのか、エンディングとか劇中かなり実写シーンがたくさんあって実験的で最高だった。映画ラブ&ポップとまったく同時期だったんだねこのアニメ。どちらも女子高校生を描いているけど、ラブ&ポップでの「女子高校生とオッサンが分かりあえるわけないんだから(笑)」「でもオッサンが女子高校生を描く(笑)」みたいな言葉チラついて気になった。
本当に"実験的アニメ"って感じだった。あまり良い批評されないかもだけど、「こういうのも良いんじゃない?面白いんじゃない?」っていうのが滲み出てて本当に面白かった。声優さんもド新人を起用したりそもそも声優じゃないひとがいたり(笑)。楽しそうなのがすごく面白かった。欠点はえ!?そこで終わる!?ってことだけだな。なんでそこで終わるん…続きは…。アニメはもう作らないとおっしゃっていましたが微かな希望を託して庵野秀明監督に彼氏彼女の事情シーズン2をお願いしたいです。

一馬とつばさちゃんはどうなるんですか。推しカプなんですが。つばさちゃんが好きすぎるんですが。
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