この漫画を読むと他の漫画に物足りなさを感じてしまうほどの圧倒的神作。
設定から物語の展開まであらゆる面で面白い。
個人的序列は
キメラアント編>ヨークシンシティ編>グリードアイランド編>暗黒大陸編>会長選挙編>ハンター試験編>ゾルディック家編>天空闘技場編
という感じ。
キメラアント編は軍儀の物語展開の伏線回収が見事過ぎるがそれだけでなく敵味方問わず全登場人物の思惑や心情が複雑に絡み合い(特にプフ関連の全て)これ以上ないほど重厚で読み応えのある物語になっている。特に龍星群での開戦やピトーとゴンの2度目の邂逅、ネテロvsメルエムの頂上対決など最高の盛り上がりを見せる展開に読む手が止まらなかった。
ヨークシンシティ編はダークな雰囲気を出しつつ旅団の底知れなさや占いによる未来予知を巧みに使った物語展開、ゾルディック家などの読者の興味を惹くキャラの登場など見どころ盛りだくさん。
グリードアイランド編は他の漫画ではグダリがちな修行パートを読者を置いていかずに描いた点が秀逸すぎる。レイザーとのドッヂボール対決もHUNTER×HUNTERらしさと少年漫画らしさの両方を兼ね備えていて作中屈指の見どころ。
有名な話だけどアニメだとEDへの入り方の演出も神懸かってる。
「猫の手はいらん、必要なのは強者のみ」
「明日さあんたが勝つならいいよ、全力じゃなくても
でももしあんたが力を出し切らずに負けたら許さねェ
あんたを一生許さねェからな」
「優劣つける事叶わぬ由、、共に極上の一品と断ずるに迷いの余地は皆無、、、」
