2期(piece)を見て良かったので視聴。
あまりラブコメを通ってこなかったせいか、楽しんでしまった。
ラブ<コメディの2期の方が好みだけど、これはこれでいい。
宮村が感情を吐露するモノローグは、分かり味が強いネガティヴさで、思春期成分が多め。
堀さんに導かれるように殻を破っていく宮村が、大前提として良い子なんだよね。
良い子が周りの人間に恵まれるのは、正しい世界だと思うから安心感がある。
「微炭酸」って言い得て妙だな。
大人には照れ臭くもヌルくもあるのだけど、やっぱり「卒業」って特別なんよ。
思春期のワンシーンを切り取って繋げたような構成が絶妙で良かった。
最終回の語りがこちらは宮村なんだね。
特殊エンディングが2期の予告のようになっている。
バトルシーンなんかない、こういう日常系アニメこそ実は作画が良くあって欲しい。
その点安心と信頼のCloverWorksなので、言わずもがな作画がきれい。
pieceと両方で良くできた青春ラブコメだったと思う。