あまりアニメを見てなかったが、デュエリストの端くれとしてカードに対する思い入れの向上のために試聴。というモチベーションの割に150話くらいあるアニメを全て見られたのはひとえに面白かったからだと思います。
1期の方では、主人公に対してあまり魅力を感じることがなかったのは多分自分の感情だったと思うけど、この感情を持っていたのは多分周囲のライバル達もで、そのライバル達に共感していたからこそライバル達が主人公に惹かれたタイミングで自分も持っていかれてたのかなと今では思った。
バトル自体は相変わらずのメンコバトルだったのと、カードの効果を書き換えられて後攻0ターンキルされるのはあまりにも花京院だったから笑ってしまった。
ところで見終わって一番良かったなと思ったのは二期の視聴中に想起させられた感情の数で、喜怒哀楽の組み合わせの全パターンが毎話のテーマあったんじゃないかと思うくらいだった。『一番大事なもの』というどでかいテーマが、主観的な主人公自身と客観的な主人公の観点から語られて戦いに昇華されているのがとても満足だった