【希望を拾う】
あっという間の"全4話"だった｡逆に4話でまとめようと思った姿勢には驚かされる｡
夫婦のような関係の2体の"農業用ロボット"が"人間の赤ちゃん"を人間を保存する"カプセル"から目覚めさせてしまう｡そしてその子の名が｢サラ｣だと知る｡だが､人間は何故か危険視されており､2体のロボットはサラを密かに育てようと決意する｡
そしてサラはすくすくと成長し､17歳になるまでとても好奇心旺盛で元気いっぱいの女性に育った｡そしてサラはある日､遠くの方から"自分を呼ぶような声“を耳にする｡そこから"エデン"と"AI"､そして地下に眠る"サラ以外の人間達"を結ぶ､"希望の時代"が動き出すのだ｡
先程も申した通り､とてつもなくあっという間で4話と言う瓶の中にギッシリと物語を詰め込んだような内容になっていた｡
そこには科学に対する代償､ましてや人間達が犯してきた"全ての代償"について提議している少々"過激な内容"にもなっていた｡
だが､やはり全てを説明するには物語が足らなすぎるようにも見えた｡
だが､こう言ったロボットと人間を取り巻く物語が好きな方なら､4話と言う短い物語の中に自分なりの感動が見出せるのかもしれない｡
海外との共同製作が見出した､答えが見えてきた作品でした｡
