ろー

TEXHNOLYZEのろーのレビュー・感想・評価

TEXHNOLYZE(2003年製作のアニメ)
3.1
【とんでもなくダークな作品】
ストーリー   ★★★
オリジナリティ ★★★★★
キャラクター  ★★★
アニメーション ★★★
サスティナブル ★★

最初から最後まで暗い内容が終始続きますので、視聴にあたり相当な忍耐力が求められます。
まず1話目を乗り切れるかどうかが最初の分かれ道です。
1話目は、ほぼ会話がありません。
何が行われているのか、全く掴めずに終わります。
10話まで我慢してみていれば、ようやく世界観が掴めると思います。
中盤にかけてヤクザの抗争的なドンパチで盛り上がりを見せたと思いきや、終盤にかけて予想外の展開にシフトして絶望や地獄絵図という言葉がピッタリな作品として着地します。
これだけ尖った作品には、中々お目にかかることは出来ないので、是非視聴に耐えて完走して欲しいなと思う作品です。
視聴を終えて、人類の行きつく先とは…などを考えさせられるある種、哲学的な作品だったなと思います。
ろー

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