FRANKEN

Witch Hunter ROBINのFRANKENのレビュー・感想・評価

Witch Hunter ROBIN(2002年製作のアニメ)
4.7
タイトルの通り魔女狩りにスポットを当てたアニメで低予算とは思えないほどクオリティの高い世界観や音楽、ストーリーであった

実際にセイラム魔女裁判や旧約聖書の『創世記』をモチーフとされているようで、魔女として生きる「人とは違う」側面が物悲しさを深く感じさせる

全26話で構成も前半パートで狩る側、後半パートで狩られる側の展開でセンスを持った作り方であった

この作品においてウィッチは重要な役割を担っており、許されざる力は時に異端である

人は区別をつけて行動し、それは時に間違いであるが人間らしさを彷彿とさせる

種の純血思想がもたらす狂気というのは本当に恐ろしいもので、人を人ならざる者へ変化させてしまう

己自身が正義を貫き、未来を生み出す真の力を信じる事こそが生きる原罪である
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