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ケモノヅメのめるのレビュー・感想・評価

ケモノヅメ(2006年製作のアニメ)
3.3
私の中では
四畳半→カイバ(途中観)→ピンポン→デビルマンcrybaby→映像研には手を出すな!
からの~

ケモノヅメ!!

湯浅監督のアニメシリーズ6本目。
デビルマンの過激さには息も切れ切れになったけど、これもなかなか過激だった。
湯浅さんは鬼才だな~。

人間と食人鬼の愛の逃避行。ロミジュリみたい。(違うか)

愛って止められないんだな~って。
食人鬼が生きていること自体が社会にとって恐怖だけど、他人から出来るだけ離れて必死にふたりだけで生きようとしている姿を見ると責められない。

でも、人生は思いどおりにいくとは限らない。

大葉が史上最低のクズだった。ここまでキモくて酷いことをするキャラもなかなか。(思い出したくもない)

一番応援していたのは一馬だった。
食人鬼を倒すこと一筋。ひたすらに愛する家族と仲間を守る。
伝統を捨てたことでお父さんに見放されても信念を貫く一馬がかっこよかった。

ちょいちょい出てくるサル(師匠)が地味に笑える。

「どんな結末を迎えるんだろう……」
それが気になる一心で観続けた作品。
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