美少女戦士セーラームーンSuperSの12の情報・感想・評価

エピソード12
第139話
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鈴木パンナコッタ

鈴木パンナコッタ

美少女戦士セーラームーンSuperS 第12話 目指せ日本一! 美少女剣士の悩み 面白すぎてぶったまげた。亡夫の夢を叶えようとする11話もイイ話で面白かったけど、12話は話も設定もヘンなのに作画が驚くほど良くて楽しい。SuperS初の伊藤郁子回で、やっぱり圧倒的に絵が良い。 セーラー戦士登場の絵のキマり具合!この回はキャラ単体の絵だけでなく、集合したときのレイアウトがバッチリかっこいいのが最高。敵を前に話し合う場面とか、常に相手から目を離さない緊張感、ちびムーンの真面目な表情とちょこんとした可愛らしいニュアンス、ジュピターを手前に置くメリハリなど。 後半のバトルも素晴らしかった。コメディ色の強い敵とのやり取りや、コミカルなポーズをつないだメリハリのついたアクションの面白さなど、非常に楽しい。 しかし、この回は何と言ってもゲストキャラのミハルでしょう。日本一の剣豪を目指す硬派な武道少女にしてCV丹下桜。どう見てもちびうさと同年代なのに、橋の下に野宿して生活。設定がぶっ飛びすぎてて「これセーラームーンだっけ?」と。 袴がスカートではなく、きちんと袴の形で作画されているのが見どころ。ハチマキを頭の後ろでリボンのように結んでいるのがワンポイントとなり、自分の可愛さに無自覚な印象=剣一辺倒な堅さを印象付ける。剣道少女として完璧なデザインでしょう。 なのにハチマキを髪の上と下両方を通るように結び、しかも髪の形に沿ってハチマキが浮いている。髪、固すぎない? 性格も言動も浮世離れした娘に対して、母親の私服がなぜかボディコン。でも、この格好でも天下一刀流の師範代・・・だよね? ミニスカワンピの母親に竹刀でビシバシ折檻されて、丹下桜が苦悶の声をあげる!最高! あと、剣道回ということで、剣を握る手の作画が堪能できるのもポイント。小さな手でギュッと握っている様子がとても可愛らしい。 セーラームーンSuperS序盤はマンネリ感があって微妙かなと思っていたけど、毎回のパターンが確立されたことでキャラの描写やストーリーの比重が大きくなってきたのかな。だんだん面白くなってきた。
えり

えり

目指せ日本一! 美少女剣士の悩み