ひらまさ

超時空要塞マクロスのひらまさのネタバレレビュー・内容・結末

超時空要塞マクロス(1982年製作のアニメ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

西暦1999年、突如宇宙から飛来してきた巨大物体は、全長1,200m超に及ぶ宇宙戦艦だった。
これによって宇宙に異星人の存在と異星人間で戦争をしていることを知った人類社会は、宇宙からの脅威に対処すべく世界規模の紛争を経て『地球統合政府』を設立した。
そして飛来してきた宇宙戦艦を改修し『マクロス』と命名する。
時は2009年まで進み、マクロス進宙式の日に突然地球付近に異星人の陣営「ゼントラーディ軍」の艦隊が出現する。
その存在を感知したマクロスの主砲システムが勝手に動作し、戦艦群を撃破してしまう。
マクロスはゼントラーディ軍と敵対する観察軍が仕掛けたブービートラップであり、人類は否応なく両軍の戦争へと巻き込まれていく…。
アクロバットパイロットの一条輝はこのドタバタに巻き込まれ、戦火の中リン・ミンメイという少女と出会う。2人は共にマクロスの闘いへと巻き込まれていくのだが…。

月末にマクロスFの劇場版が配信終了ということで、ついでに初代観てみるか笑と鑑賞。
そんな生ぬるい感情で手を出す作品ではなかったかもしれません…。
マクロスシリーズ自体初見だったのでシリーズの特徴など無知だったのですが、これはなんとも…。
最終回に向かうにつれて未沙がどんどん不憫になってるのが切なくて!!
もう輝も優柔不断だしミンメイも自分勝手だしで…俺を選べ!!未沙!!という気持ちで見てました。
たぶん恋愛劇はTV版より劇場版の方が綺麗にまとまっているのかな?と感じました。
劇場版見て確認しないとな…未沙ァ!!

と、つい恋愛劇の方に熱が入ってしまいましたがロボ作画もめちゃくちゃすごくて見応えのある作品でした。
20かな?30かな?くらいの回でえ?!TVでこんなぬるぬる作画あります?てくらい良い回があって最強でしたね…。
遠景のシーンでもそんなに計器とか書き込む!?というシーンも多く…見応えたっぷりでした。
あとはストーリーに多く関わっていなくてもキャラクターの魅力的なこと…。
劇中いちばん上手くいってたのはマックスとミリアちゃんかな?いやそれにしても出会って1話で即結婚してるのはおいおいおい!!ミリアちゃんチョロすぎるやろ!!になりましたが…笑
チュー1つで堕ちるの早過ぎない?
あとはマクロス艦の女子オペレーターの多さよ…。
昔の作品にしては結構珍しい艦橋の女性率なんじゃないでしょうか。

あとは楽曲!飯島真理さん演じるリン・ミンメイの楽曲が作品を鮮やかに彩ってくれます。
シルバームーン・レッドムーン名曲すぎないか?

いやあ、予想の5億倍見応えがあって非常に楽しませてもらった作品でした!
劇場版も見たいし非常に初代マクロスの続きが気になってしまっているのですが…。未沙ァ!!いや、未沙には絶対幸せになって欲しいな…。
と未沙への祈りを込めてレビューを締めます。
ひらまさ

ひらまさ