リゲル

イナズマイレブン 脅威の侵略者編のリゲルのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ゲーム版のストーリーには劣るけど、アニメ版も面白かった!

最初に残念なポイントだけ。
風丸と栗松の離脱理由や、アフロディの一瞬だけキャラバン参加、ヒロトの円堂に正体を知られることの葛藤…色々違いはあるけどそこはまぁ良い。でも瞳子監督、ゲーム版ではもう少し魅力的に描かれていた。アニメ版はほとんどのパートで言葉足らずで冷酷なので、最後だけ本当の姿・心でメンバーと向き合っても今までのことあったしなぁ…って感じ。

今から良いところ。
まず弱ってる円堂を見られるのが良い。「サッカーやろうぜ!」のポジティブ人間でも落ち込むことがあるのだと人間味が増した。
立向居は努力家で可愛い。円堂のポジションや技を奪って(はないけど)嫌悪感を抱かず見れるのは彼のひたむきさと純粋さのおかげ。まじで好きなキャラ。
リアタイ時は気付かなかったけど、津波もすごくいいキャラ。中学生なんて先輩後輩にやたら拘るのにタメ語でも気にしない心のおおらかさ、楽観的性格からくるポジティブさが非常に良かった。彼がいなければ終盤のイナズマキャラバンメンバーのメンタルは崩壊していたと思う。

ザ・ジェネシス戦のウルビダの泣きの演技がすごく良かった。流星ブレードの画もかっこいい。キーパーのネロ?も小さくて可愛かった。
ダークエンペラーズ戦は「疾風ダッシュ」の時にかかるBGMがめっちゃカッコイイ。世の中の大多数は円堂のように自分や仲間を信じられないし、彼の強烈な輝きについていけないと思う。その劣等感を拗らせた姿に共感出来た。それでも円堂の一言で今までのサッカー人生を思い出したところに感動した。
塔子にキスされた時の風丸と立向居の顔が最高に可愛かった。

話はワンパターンだが、諦めないことの大切さがよく伝わるいい作品。
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