アニメ特選。一挙放映にて視聴。
最初から最後までけして途切れることのないギャグとシリアスの暴風雨。ここまでのフルサービスは現代ではまず難しいだろう。なぜならこういうごった煮にする必要がなくギャグとしてのアニメとシリアスなアニメで１クールずつ二本作るのが今風だからだ。
故に本作にしかできない立ち位置で、レジェンドとしてのポジションを築きあげている。ハンパなアニメではお目にかかれない濃厚なキャラを擁するナデシコのクルーが見ていて飽きない。えっもう終わり！？とあっという間の26話である。
世紀末の臭いが強い本作を人に勧めるのは並大抵ではない（まず「ゲキガンガー3」を理解出来ないと本作を鑑賞しても面白く感じられない）かもしれないが、本作の唯一無二のストーリーはハマれば一生物でもある。古くさいから、と言わず3話までみてもそのメッセージが届くハズである。
