原作(&完全版)、旧アニメが大好きで、
シャーマンキング展では再アニメ化を待っているとメッセージを残してきた。
イベントが開催されたことでなんとなく期待はしていたが、いざ知ったときには本気で涙が出た。
彼らの物語が今度こそアニメで完結するのかと思う度胸が熱くなる。
この物語はキャラクター全員が主人公なのだ。実際の世界もそう。
脇役なんて存在しない、これはみんなの物語だ。
魂とは。
自分は何者か。何者だったのか。何者でありたいのか。何のために生き、何のために死にたいのか。死んでも死にきれないほど求めるものは何か。
それは一人一人違っていて、何一つ同じじゃない。
変えられない過去、心の闇、縛られているなにか。憎しみの連鎖。
それは見た目じゃわからない。
彼らが出会い、互いに救い救われて、魂が重なることで生まれる絆の力。
そしてあるべき「道」へ。
それぞれの理想、それぞれの強さ、それぞれが目指すべき場所へ。
それぞれが自分だけの答えへとたどり着くまでの魂の旅。
だからこそキャラクター達皆が魅力的に映り、どんどん好きになっていく。
どうしようもない時、何の根拠もないのにただポンと、「なんとかなる」と背を叩いてくれる人がいたら。
そんな存在がシャーマンキングという作品だった。きっとこれからもそうだろう。
今作に期待しています。