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BLEACH 千年血戦篇の群青のレビュー・感想・評価

BLEACH 千年血戦篇(2022年製作のアニメ)
3.0
原作は途中から読んで最後まで読破。
アニメは全く観ていません。

なんだかんだネタにされてるけど、面白かった。ちょっと長い気がするし最終盤は展開が早く不完全燃焼感もあった。
原因は敵味方キャラが多過ぎるということと、味方にそれぞれ推しキャラにするファンが多すぎて殺せなくなってしまったからじゃないか。
13人の隊長+副隊長、さらに部下も合わせるとそりゃ多くなるし敵も同じ頭数揃えないと1vs1に持っていけない。
中盤の破面は10人、さらにリーダー落ちのキャラが出たりとカオス。

そして今作の敵になるシュテルンリッターはアルファベットで26人。多いっ!笑
どいつもこいつも味方リーダー格より上ということでのっけから味方の名前のあるなし関係なくバッタバッタと殺していく。これまでの敵とは段違い。しかも味方の必殺技、卍解を奪うという展開には思わず…済まぬ…となりました(言いたいだけ笑)

この卍解を奪わられる展開が本当に味方がアホすぎて笑

主人公の一護は別の現場に出張っておりヒーローの如く遅れてやってくる…が時すでに遅し、済まぬ…な展開になってしまう笑

そんじゃあどうしろと、ということで今まで存在だけ仄めかされていた0番隊が出現。いつものように特訓に移るのだが…

怒涛の伏線回収ということで一番の秘密、一護の出生が描かれる。
おそらくブリーチという作品の構想段階からあったであろうこの設定は、やはりドラマチック。おかげでジャンプ史上最も持って生まれた物がすげえキャラとなった。
すげえよこんな設定よく考えられるなぁ笑

そして最終話ではやっとこさ本来の力を解放。
今まで散々パワーアップしてきたのに全て一部の力だったというから驚きだ。
これには思わずお前はオレだ…と言ってしまいたくなる笑 そのくらいの解放感。

斬魄刀も納得の形に生まれ変わる。
負ける気がしねえ!という感じでアニメは終わるのだが、この後相性的に最悪な敵に出会ってしまい、戦うコマもバッサリカットされ負けてる姿で出てくるのもまたブリーチらしい笑
お前のことだぞナックルヴァール笑


今回出てきた滅却師たちは虚もびっくり、滅んだはずなのに全く存在感を匂わすことなく今まで過ごしてきたという。何人いるんだろう?衣食住はどうしてたんだろう…そのオサレな服はどうやって…そもそもどうやってそんなに人口が増えたんだ…とか色々疑問が浮かぶ団体でした笑


彼らとの戦いは次回に持ち越し。
お膳立ては終わったのでバトル盛り盛りですな。楽しみ。
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