ヒカル

はじめの一歩のヒカルのレビュー・感想・評価

はじめの一歩(2000年製作のアニメ)
3.5
原作者の森川ジョージ先生はメイドインアビスを応援してくださっており、アマプラでの安売りのアニメタイムズにて視聴期限まで2日だけ視聴出来たので1stシーズン76話のうち28話まで視聴しました。(東日本新人王トーナメント終了まで)


かなり楽しめました。主人公の幕之内一歩が小さくて強そうに見えないのですが、釣り船屋を手伝って体幹が強く踏み込みスピードとパワーがありミニタイソンと言うべきファイトスタイルは自分もタイソンファンでしたのでいい設定だなと思いました。


ライバルたちも話しを盛り上げるキャラクターばかりで良かったのですが、自分はめちゃくちゃな先輩である鷹村さんというキャラに惹かれました。普段ふざけてばかりでありながら繊細な面や鋭い洞察力を持つ複雑なキャラとして描かれます。鷹村さんの試合の方が主人公では無いので負ける可能性が高くドキドキさせられます。


1人ヒロイン的なキャラがいるのですか、とんでもないミスリードで騙されます。本編ストーリーへの影響も大きく、これにはやられました。


漫画は138巻まで出ており流石に厳しいですが、観る機会があればアニメで楽しんでください。



2024/5/26追記
半年前のコロナ感染時にシーズン1の28話まで観てたのですが、子供が文ストの映画を観たいというので、アマプラにて99円/月で安売りしていたアニメタイムズを再契約し、残りの29話〜76話を視聴しました。(2024/5/11シーズン1視聴完了。)

楽しく観させて貰いました。観て損したって事は無いのですが、前半を大いに盛り上げた間柴を超えるキャラは登場せず、少々期待外れでした。また、間柴を若干のギャグ要員として使っていたのも面白いのですが、今後の事を考えると悪手だと思いました。尚、シーズン1全体としての評価を少し下げました。(☆4.0→☆3.5)

あしたのジョーは力石後もカーロス・リベラ、ホセ・メンドーサなどとの語り継がれる名勝負をラスト迄続けていき名作となりましたが、シーズン1だけでは比べるレベルになかったです。鷹村の世界戦がまだですので、そこに期待したいです。(シーズンを2観るかは未定です。)

オマケ、最近のボクシングレビュー

5/6 井上尚弥vsネリ ☆4.5
ドネア以来の好戦的チャレンジャーで、面白くなる事は必至でしたが、井上尚弥の1ラウンドでのダウンにより山中慎介の悪夢再来でどん底へ突き落され、その後の井上尚弥の負けないアウトボクシングでの3度のダウンでのTKO勝利は最高に楽しめました。問題はスーパーバンタムでやる事が無くなってしまった事だけですが、アフマダリエフ、カシメロ等の人気選手との試合でお茶を濁す、中谷潤人が階級を上げる、井上尚弥がフェザー級に階級を上げるの3択ではやはりフェザー級1択かと思いますので、早めの決断を希望します。  

5/16  佐々木尽vs知らない人 ☆3.5
K.O.しか狙わない佐々木尽のスタイルはいつも楽しいですが、結構弱そうな相手に苦戦しながら倒してくれました。ウェルター級で世界を狙うのは厳しいですが、ひょっとしたらという可能性は感じさせてくれますので、今後が楽しみです。

5/19 ウシク フューリー ☆3.5
ガヌーにボコられたフューリーと疑惑のローブロー判定に救われたウシクのヘビー級頂上決戦。どちらもトランクスを異様に上げすぎてるのが滑稽で、どちらも好きでは無いですがいい試合でした。パウンド・フォー・パウンド1位は井上尚弥かクロフォードがふさわしいと思ってますが、最近負けそうで弱ってるウクライナ市民には良い知らせとなったのでまぁウシク1位でも良いかと思います。
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