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灰羽連盟のokadunkのネタバレレビュー・内容・結末

灰羽連盟(2002年製作のアニメ)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

2002年に放映されたアニメ。
このアニメに登場する灰羽と呼ばれる頭に光輪と羽をもつ子供たちは生まれる前に夢をみる。
その夢は生前の夢。おそらくは子供たちが生前に死ぬ直前に見た光景。また加害者による被害者である可能性が高い。そんな死後の世界、オールドフォームと呼ばれる世界で子供たちは壁の中で生活する。
そして、とある日に壁の外へと旅立っていく。

Angel Beatsそっくりの世界観 。KEYの麻枝准も「灰羽連盟」の影響を認めている。
「灰羽連盟」の魅力は美しい光景と絵柄。そして、時が止まっているかのような生活。美しくもあり、悲しい風景。そんな中で自分と向き合い続けていく子供たち。

自分を愛してほしい、助けてほしい。うんと優しくしよう、ずっとそばにいてあげよう。これは私のわがまま、私の罪。できそこないの私は誰からも愛されない、必要とされない。だから突き放す。

これは生前、誰かの加害で殺された子供たちの救済と贖罪の物語。
Angel Beatsが好きな人はぜひ見てほしい。
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