八咫烏

牙狼-GARO- -VANISHING LINE-の八咫烏のレビュー・感想・評価

牙狼-GARO- -VANISHING LINE-(2017年製作のアニメ)
4.0
自分的に過去最高のシーズン。
キャラデザも設定もアメコミに寄せていて序盤からハイカロリー。前作までとはまた違ったアプローチの牙狼。主人公である魔戒騎士ソードが始めからバリ強い。陽気でマッチョで女好き。

2人のヒロインは峰不二子タイプの魔戒法師ジーナと、決戦の鍵を握る孤児の少女ソフィー。中盤からはソフィーとソード、2人のロードムービー。少女とマッチョという取り合わせは映画レオンを彷彿とさせる鉄板の組み合わせ。

もう1人の魔戒法師ルークもいい。ワイヤーを操るスナイパー。白髪でクールで寡黙(cv.島﨑信長)水と油な2人。2話目の共闘がカッコよかった。ザルバいわく、「おバカなソード」とフェイロンいわく、「堅物ルーク」の会話が楽しい。この2人のバディものでも面白そうだ。

これまでよりも敵キャラが本格参戦するまでの間延びがない。エンジンのかかりが早く感じるのは毎話作り込んだエピソードに見応えがあるからだと思う。
街の中華料理店が、実は影で街を守っている老師たちって胸アツ。こういう設定は好きだ。

言わずもがな戦闘シーンは安定のカッコ良さだし、ゴテゴテのメカデザがいい感じのバイクが喋ったり(ザルバ)前シーズンの主要キャラの声が敵キャラだったりと、自分的に満足度が高かった。
お忙しいところすみません、MAPPAさん。自分も劇場版待ってます。
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