ろいろい

魔法少女リリカルなのはA'sのろいろいのレビュー・感想・評価

魔法少女リリカルなのはA's(2005年製作のアニメ)
4.0
"繰り返される悲しみも、悪い夢も、きっと終わらせられる!"

■キャッチコピー
「魔法少女、続けてます。」

■感想
本作も1期同様「魔法少女」でありながら少年漫画的な王道展開になっている。
前作と比べて戦闘シーンが更に増え、「明確なバトル路線への変化」がされた作品。
しっかりキャラの深堀もされており、確実に1期よりも正当進化した作品になっていると感じた。

ヴォルケンリッターの4人の立ち回りは良い感じになのはたちのライバルをしていて、信念・それに見合った人間ドラマをもっていて感情移入しやすい。
新キャラのはやてとヴォルケンリッター側の視点も多く描かれている為、スムーズにストーリーに引き込まれる。

全体としては、
なのは・管理局・はやてと3つの違った立場があり、それぞれにストーリーが盛り込まれていたので見所はあったと思う。
1話から最終話まで、各話それぞれに戦闘シーンを中心とした見せ場があり、ヴォルケンリッターを後半まであくまで敵というポジションに置きながらも、自分なりの信念を持っている魅力あるキャラクターだという印象を与えるようなエピソードの挿入も制作の技量が感じられた。

ただ、なのはの言動が小学生とは思えないのでたまに怖い…

はやてがこの作品の実質的な主役なのかもしれない。
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