センカン

魔法少女リリカルなのはA'sのセンカンのレビュー・感想・評価

魔法少女リリカルなのはA's(2005年製作のアニメ)
4.4
なのはシリーズをのし上げた人気の第二期

一期の時間軸からは半年くらい後の冬の季節でしたっけね。ラストの雪のシーンが思い出されます。
新キャラのはやてや、ヴォルケンリッター(特にヴィータ)達の魅力は大きいですが、何より遂に友達になれたフェイトちゃんとの再会、一緒に学校へ行き魔法少女できる感動は大きかったですね。
※前作に引き続き長文レビューになる予感

闇の書に纏わる事件をメインに、はやての想いやヴォルケン達の葛藤、それを理解し救う為に奔走するなのはさん達、互いの立場が上手く絡み、上手く仕上がったストーリーでした。
特にラスト12話の怒涛の必殺技祭りは挿入歌の「BRAVE PHOENIX」と共に何度見返した事か。そこからの13話、素直な演出とセリフでガッツリ泣いたなぁ。
最終話でアフターストーリー的な話をしっかりやるのもこのシリーズの特徴で良き計らい。
EDの時間の経ち方は衝撃でしたけど笑

ストーリーもさることながら、今作で印象的だったのが新キャラ達が使う古代ベルカ式の魔法。三角形の魔法陣がまずカッコいい。
魔法の杖もとい武器型のデバイスに、魔力を込めた弾倉を入れる事で爆発的な威力を発揮するカートリッジシステム、デバイスから空薬莢が出るというか発想は斬新でこの上なくカッコ良かった。
他のアニメでも是非使ってほしい手法なんだけど、印象強過ぎてあからさまに真似になるからやってくれないんなぁ…
攻撃自体も魔導師ではなく騎士という立場もあって近接中心、ヴィータちゃんのグラーフアイゼンやシグナムのレヴァンティンの変形や技も多様で良い。

途中挿入歌の話をしましたが、今作のOP「ETERNAL BLAZE」は奈々様の代表曲のひとつ、ライブ行ったら3回に2回くらいは歌ってる気がします。基本炎が出てるイメージ、最高に盛り上がります。

最後にネタな話をすると、今作で魔砲少女改め、管理局の白い悪魔の異名を冠する事になったなのはさん、問答無用で撃ってくるイメージですが、一応毎回話し合いから始めます。話しかける前置きを入れておけば、先制攻撃も一切躊躇しません。一撃で潰しにかかることもしばしば。カッコいいなぁ(盲信)

点数内訳
世界観:4.5
ストーリー:5.0
キャラ:4.5
音:4.5
映像:3.5
スコア:4.4
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