ぼっちザうぉっちゃー

To LOVEる -とらぶる-のぼっちザうぉっちゃーのレビュー・感想・評価

To LOVEる -とらぶる-(2008年製作のアニメ)
3.5
いまさら鑑賞。
結果いまさらだった。
遅くとも高校までで出会って、できるだけ青い春の一部にしといた方がよかったかな。

モブ男子の教科書通りなリアクションに丁寧なラッキースケベなど前時代的甚だしいが、作品飽和していない頃の良い時代を感じられた。昨今の性癖拗らせorぶっ壊し作品に比べたらなんと健全なことか。

めんどくさいダサコスチュームのしっかりした描き込みやクエスチョンマークみたいなマヌケなアホ毛など、ビジュアルはしっかりしつつ可愛らしさもあった。直接的な描写が無かったのは意外だったけどジャンプだし当たり前か。

学校中、町中、宇宙を巻き込んだしっちゃかめっちゃかなストーリーは、デレデレポンコツドラえもんverの『うる星やつら』みたいな感じもあって懐かしい味がした。主人公の全身使ったのびのびとしたツッコミに天丼かまし、関西ギャグなどの基本頭お花畑な全体のノリの良さや、意味の分からない馬鹿馬鹿しい熱量も微笑ましい。