とけかけた雪だるま

86―エイティシックス―のとけかけた雪だるまのレビュー・感想・評価

86―エイティシックス―(2021年製作のアニメ)
4.6
これは…良い作品に出会ってしまった…大号泣、。
進撃の巨人の特に4期の世界観とか全体のテーマが好きな人にオススメできる!好みど真ん中だった!!

冒頭何が起きてるのかわからないのに惹きつけられてしまう映像と音楽。アニメよく見ない自分でも、なんかこの映像は凄いぞ…ってなる。
1期は2つの視点を前半に片方、後半に片方描くことで各話内で回収する(後半でそういうことだったのか!ってなる)構成。2期はまた新鮮な構成でこれも更に良い。
最初は真実を知らない主人公視点だから、重い、衝撃も多い、だからこそ飽きる隙が無い。
重いけどコミカルパートもある救い。
少し抵抗感あるメカメカしさも、それ自体はシンプルで理解しやすい。
毎話毎話続きが気になる終わり方とタイトル。
そして半分まで来たところで、ほんと重くて救いがなくて、これ逆に2期で何描くの?ってなって気になっちゃう仕様。
が!!2期まで行って始めてちゃーーーんと1期の大事な描写が回収される!
ちゃんと納得感のある畳み方。満足!!!
原作ラノベ、まだまだ続きがあるっぽいから楽しみ…!3期作って〜!!!


漫画アニメそこまで詳しくないけど、進撃の巨人だけ局所的にヲタクで、”進撃好きが好きそうなアニメ”で調べてヒットして見たんだけど、これは納得。
他作品と比べるの失礼かもしれませんが…同じような人に見てほしいって気持ちで書きます。お目汚し失礼します。

以下、進撃の巨人好きの人向け感想↓
・ひとつ、劇伴が4期のおふたりです
・冒頭は下手すりゃ進撃より重いかもしれない。1〜3期で絶望の中に希望見出してる時期すっ飛ばして4期から始まったみたいなもん。
・基本巨人が機械になったと思えばいいかな。
・シンはリヴァイ好きに刺さりそう。てかなんなら意識してないわけないよな?って思ってしまうくらい、かなり似てる。きっかけや背景は違えど立場や背負ってるものが似てる。ただし、リヴァイよりも恋愛的な感覚が存在してそう(?)