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86―エイティシックス― 第2期のhshrのネタバレレビュー・内容・結末

4.9

このレビューはネタバレを含みます

面白すぎて一気見。

作画が安定して綺麗だったし、アニメでは浮いてしまうこともあるCGシーンもとても自然で、見入ってしまった。おかげでストーリーにのめり込みやすかった。
機械同士の戦闘ってどうなの?と思っていたけど、CGの戦闘シーンが本当にかっこいい、、
また、シンたちが自由を手に入れ自然に見入るシーンや、シンとミリーゼが再会するシーンは、特に映像美がすごかった。

重いテーマを扱ったストーリーで、常に感情を揺さぶられ、深く考えさせられた。
何度も何度も泣いた。
総じて思ったのは、戦争をして良いことは何もないということ。
国は滅びたのに、人間が作った兵器は残り、戦争が続いてしまう。戦士した人の魂や憎悪は、また機械に取り込まれ戦争に巻き込まれてしまう。未来を描いている人の命も、儚く散っていく。
結局は、シンたちとミリーゼはまた戦争に出ていくのだし、、やるせないなぁ。

フレデリカの異能力や話し方が少し浮いている感じがあったけど、フレデリカの存在があって良かったと思う。ストーリーの深さが増していた。

ストーリーの重さ的にもう一度観たいとはならないけど、すごく心に残ったので、忘れることはないと思う。

あと、千葉翔也さんの気だるい感じの声が好きなので、シンが話すたび耳福だった。笑

ストーリー、映像、音楽、声優、どれをとっても素晴らしい作品。
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