jkoki究進

コードギアス 反逆のルルーシュのjkoki究進のネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ひょんなことからギアスという名の特殊能力を得たルルーシュが妹ナナリーのためにも大国ブリタニアの支配から抜け出し、母の仇を取ると共に自由を勝ち取らんとする話

ブリタニアはアメリカのことだろうけど、他は中華連邦とかインドとか普通に現実世界と同じ国名なのに、あからさまにブリタニアというのは流石に作者とか出版社も憚られたのかな

旧日本が今は11地区としてブリタニアの支配下にあり、中ではイレブンと呼ばれる旧日本人とブリタニア人たちなどの一般市民やキョウトなど各地には日本を取り戻さんとする反乱分子たちがいた
11地区に住むものをイレブンと呼ぶあたりが86を思い出した
86では確かリフレインとか薬をしたり86どおしの差別とかはなかった、86は戦地にいたからだろうけど
まぁ現実世界でも日本はアメリカの支配下にあるのはコードギアスの世界と同じだと思った
あの眼鏡の成田じゃないけど革命が起きない限り変わらないよな、ルルーシュみたいな特殊能力を持った人が出て指導してくれない限り

話が進み出すのはルルーシュが事故に遭遇しC.Cからギアスを貰ったところ

相手を自由に操れる能力、話の展開からもデスノートを想起させられる
凄い力にはそれぞれ制限付きなのもなんでもありでは話が面白くならないからだろう
相手の顔を見るとか一緒だし、名前を知らないといけないとかもデスノートにはあった気がするし
どちらも学生で一般市民、ルルは元皇族だけどまぁ
元皇族で母を殺された恨みもブリタニアへの反逆のきっかけの一つというのも安直だけど常に残る遺恨になる
身体は貧弱だがチェスが強く戦略を練ったり指揮をとるのが話の最初から上手いのはスター性があってカッコいい、声もカッコいい
ルルーシュも黒の騎士団を作ったのはナナリーの為と言ってた、身近で大事な血縁

話が少しやり合いで同じ展開ばかりだなって思ったけど

ルルーシュが率いてブリタニアを追い詰める→スザクがランスロットで食いとめる→引き上げる

ユーフェミアに誤ってギアスがかかったとき絶望したなぁ

結構好きだった
ゼロのカリスマたる戦略が上手くいくのも良いし、良い具合にアッシュフォード学園での日常を際立たせてくれて良かったし普通の学生たちとして過ごせれば、子供達に罪は無いのにって変な感情にもなったし
バトルシーンも紅蓮弐式とかランスロットとか機械のバトルがかっこよかった
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