『Zガンダム』から永野護が降板。
正確にはリック・ディアスとか百式とかデザインしてるから完全に下ろされたわけではなかったけど、
その余りにピーキーなデザインからプラモデルが売れないからってバンダイの横槍により主役機の永野護版Zガンダムはお蔵入りとなる。
『Z』後半から登場したキュベレイやハンブラビといったハイセンスかつぶっ飛んだMSだけでなく幻のZガンダムは永野護デザインの究極とも言うべきMSとなっていただけに残念(多分)
其れから幾星霜、富野由悠季✖️永野護による新作って聞けば当然、幻に終わったZガンダムの再来と思いきや｢ガンダムじゃない｣しかも放送媒体はWOWOWって見れないじゃない…って心底ガッカリした思い出。
なので見たのは相当後になってから。
今だったら当然この内容でガンダムになるだろうな～。
スポンサーがつかないから響鬼が仮面ライダーになったみたいに。
今見ると巷で言われてる様な富野版エヴァというよりGのレコンギスタのプレ、パイロット版の様にも見える。
兎にも角にも永野護によるロボット(細かくは違う、エヴァみたいな半生物？)のデザインに尽きる。
特にライバルキャラ・ジョナサン乗機の敵メカ｢バロンズゥ｣のデザイン。
バカ高いガレージキットは出たけどバンダイからMGのフル可動モデルで出てたらキュベレイと双璧をなす芸術プラモになってたはず。
