「現代文明なんてゴミの塊」

食の安全性
重視される効率
優先される大国の利益
消されていく自然
蔓延する数々の薬
化石燃料への依存
手放せくなっている利便性に支配され
生き物としての力を失いつつある人類
2001年に既に警鐘は鳴らされていたのに
世界は何も変わってはいない

アニメによる学び
しかもそこにSFをおとしこんでるのだから恐れ入る
話の展開に稚拙な部分もあるが
言うべき事を恐れずに言い切った勇気は賞賛に値する
坂本真綾の歌も素晴らしいです

何も変えれなかった悔いと共に
今からでも少しずつでも救わなきゃいけないんですよね
人間も含めた動植物を
地球という生き物を
未来へ繋いでいくために

• #うめのアニメライフ2023
• #この感動ノースコア

主人公の樹奈が時の化身という地球を守る使者として現代社会の問題を具現化させた怪物ラージャと戦う神秘的な世界観に裏付けられた社会派SFアニメ。
サブストーリーとして樹奈と同級生のときおとの恋愛模様も描いている。
化け物とされているラージャは本当に悪なのか？現状に満足して知ろうとしない人間達にラージャは訴え続ける…
観ていて楽しいようなアニメではなく、興味深く感心するような哲学的で暗い雰囲気を持ち合わせており、その雰囲気を踏まえてメッセージ性のあるストーリーや設定がすごく心に響く。
この作品は、主人公達が環境問題を目のあたりにし、葛藤するところを主人公達目線で忠実に描いていることから、視聴者は自分事として置き換えることができ、一緒に考える臨場感が演出されている。
取り扱う問題も今現在のタイムリーな問題ばかりで現実味のある内容となっている。
ただ、問題を押し付けて極端な事を強いているわけではなく元はこんな良さがあったんだよと、目先の利益にとらわれた結果失われたものや事があるんだよと少しだけ促してくれるようなところがこの作品の良い所。
たった1クールだけどすごく考えさせられます。ファストフード食べるたびにこのアニメを思い出すのだろう。
是非一度みなさんに観ていただきたい名作です。
ラストのいただきますが深い

小学生の頃のわたしの価値観に大きく影響を与えた作品。今でも好き。坂本真綾のマメシバが爽やかでありつつも何か悲しく美しいメロディで印象的。CDも買った大好きな一曲。
後に挿入歌やエンディングなども菅野よう子様と知る。最高。

最初はなにがはじまったんだ、何と戦っているんだ？から何が悪いんだと考えさせられる。
当時、便利なものを作るには地球を汚すしかなかったけど、時代がかわってきたね。持続可能な考えに。当時の日本のカルチャーの中でもこの頃のアニメは環境に対してのメッセージ性の強いものが多くある。ドラマや映画でSFを作る技術はまだなかったけどアニメなら描きやすかったってのもあるのかな。

幼い頃に出会えてよかった。